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- 投稿日:2024/08/17

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18.その他労務費
🔶間接工賃金の消費額
間接工は製品の直接的な製造作業を行うことが
ないため、間接工賃金の消費額は、
その全額が間接労務費として扱われる。
そのため、就業時間の内訳に応じて消費額を
直接労務費と間接労務費に区分けする
必要はなく、通常、就業時間の内訳を把握する
ための作業時間記録を行わない。
したがって、通常、消費賃率を用いた、
計算は行わず、
以下のように計算した要支払額(要支給額)
をもって消費額とする。
要支払額(要支給額)=当月支払額(当月支給額)
ー前月未払分+当月未払分
🔶給料の消費額
工場長などの管理者、工場事務員などに
支払われる給料についても、間接工賃金と
同じく、要支払額(要支給額)をもって
消費額とするのが通常である。
🔶その他の労務費
従業員賞与手当、法定福利費、退職給付費用
などは、通常、各原価計算期間における
発生額を、間接労務費として扱う。
なお、退職給付費用などのように会計期間末に
1年分をまとめて計上するような項目は、
年間見積額を用いて、月割計算した金額を
計上することが多い。

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