- 投稿日:2024/10/06
- 更新日:2026/03/31
実は比較的多く「扁桃肥大・アデノイド」を持つ子どもたち。病気というほどでもなく、摘出術を受けなくとも体の成長とともに自然に解消しうること。
命に関わるほどの症状になりうるケースがごく稀、いった症状でもあるため、医師によっては手術に消極的であることも。
・手術するべきか決め手に迷う
・手術レポートが世の中であまり出回っていない
これらの理由から、私(母親)自身が、決断にとても悩んだこと。
また、親としての術後のケアをどうしたらいいか悩んだことから、ノウハウ図書館に寄稿することで、同じ状況の親御さんのお役に少しでも立てたらと思い記事化することにしました。
※注:あくまで息子が手術を受けたというレポート記事ですので、医療記事ではありません。あくまで個人のレポートです。全ての方に当てはまるものではなく、個人差がある事をご理解いただいた上で、一つの事例としてお読みいただければ幸いです。
▪️前提:うちの子はアデノイドではなく「扁桃肥大」のみの診断でした。

扁桃腺肥大による息子の症状
特に子どもに多く見られる症状で、扁桃腺が通常よりも大きくなっている状態です。これにより、さまざまな症状が現れることがあります。
うちの子にあった主な症状は以下の通り。
1. 呼吸困難やいびき
2. 日中の眠気や集中力の低下
3.食事の飲み込みの悪さ、食の細さ
4.口呼吸
大きな扁桃腺が喉を圧迫することで、眠りの浅さによる記憶の悪さ、飲み込みにくさを感じたり、食事が進みにくくなるため、栄養不足や体重減少の原因になることもあると言われました。幸い風邪を繰り返す、高熱を繰り返すと言ったことは、ウチは比較的少なかったのですが、症状としてある場合もあるそうです。

「扁桃腺摘出術」の手術体験談
手術はシンプルに扁桃腺をとるというもの。
切除するだけなので、入院翌日の早朝に行われ、2時間もかからず終了。
麻酔が覚めると夜にはスープ状の食事が提供されました。全身麻酔のため、この日は息子はぼんやりしていました。
翌日からはやや痛みを訴えましたが、痛み止めがあり予想ほどの問題はありませんでした。扁桃腺は切除するのみで、そのあとは自分の力で治すというものなので、入院については、特に食事のケアがメインになります。
全身麻酔の後のリスクも加味し、入院は1週間に及ぶものでしたが、中でも最も大変だったのは、メンタルケアでした。
初めての入院で寂しがり屋の息子は、おいしくない流動の病院食への不満もあり、四六時中キッズ携帯で連絡してきていました。(美味しいものが食べたい、辛い、寂しい、など。)
野菜のゼリーやお茶のゼリーなど、食事はほとんどがゼリー。それが数日経つとおかゆやスープに。味がついてくると、不安定だった息子も少しずつ元気になってきました。数日後には「のりの佃煮」などの味付きで喉を痛めないご飯のお供を持ち込むことも許され、プリンが食べられるようになった頃には、息子はとても嬉しそうにしていました。
食事って、やっぱり人生の楽しみなんだなぁ、と、身に染みて感じた体験でした。
寂しさに関しては、3日目に同じ病室に男の子が入ってきてから、息子の気持ちも落ち着いてきました。
食事と同じように、コミュニケーションも人生の彩りなんだなと思う体験でした。

失敗したこと
退院後、息子が甘いものを欲しがったので、オレンジジュースをあげたところ、酸味が喉に沁みて泣いてしまいました。
手術後のケアは1ヶ月ほど続きました。麺類や柔らかいご飯を中心に、かさぶたが取れないように気を遣いました。揚げ物の衣が喉に引っかかると再入院のリスクもあると言われたため、唐揚げやコロッケなどは避けました。
完治後について
術後、息子は目に見えて食が進むようになり、夜もしっかり眠るようになりました。完治するまでには、1ヶ月程度かかりました。
手術は大変でしたが、小4になった今ではすっかり「息がしやすくなった」と喜んでおり、手術をお願いして良かったと感じています。
いかがでしたでしょうか。
同じ症状の方でお悩みの方に、少しでも参考になれば幸いです。