- 投稿日:2024/08/18
- 更新日:2025/09/30

1.築年数が経過したマンションとは?
築年数が経っているマンションを購入する際に注意したいポイント排水管編についてお伝えします!
この記事で言う「築年数が経過したマンション」とは、主に1970年代や1980年代に建てられたマンションのことです。
2.1970年代・1980年代のマンションの排水管位置に注意
なぜその年代のマンションの排水管の位置に注意が必要か?
それは「スラブ下配管」の可能性があるからです!
スラブとは?スラブ下配管とは?
スラブとはコンクリートの床のことを指します。
スラブ下配管とは、住んでいるお部屋の排水管がスラブを貫通して、下の階の天井裏を通っている状態を意味します。
3.下の階の天井裏を通る排水管が引き起こすトラブル
下の階の天井裏を通る排水管は、漏水時に大きなトラブルを引き起こしやすいです。
漏水が発生すると、下の階の天井を壊して修繕する必要があるかもしれません。
過去に勤務した会社で、トイレ排水管の詰まりによる漏水トラブルが発生し、下の階の天井裏で汚物がぶちまけて大変な状況になった経験があります。。。
4.リノベーション時の配管取り替えの課題
リノベーションをきっかけに排水管を完全に取り替えたい場合、下の階の住人の方にお願いして天井を壊す必要があります。
しかし、これには多くの課題があり、現実的には難しい場合が多いです。
スラブ下配管が共用部分である可能性がある
多くのマンションで、スラブ下配管が共用部分として扱われ、個人で勝手に手を加えることができないことがあります。
そのため、共用部分であるかどうかは、管理会社や管理組合に確認することが必要です。
5.簡易的な排水管の確認方法
簡易的に排水管の配置を確認するには、浴室がユニットバスであればユニットバスの天井にある点検口から直接チェックできます。
上のスラブから配管が貫通しているようであれば、スラブ下配管の可能性が高いです。
ただ換気配管である場合もあるため、専門家に確認してもらうのが確実です。
また、管理人室や管理組合で保管されている竣工図面にて、排水管位置を確認できる場合もあります。
6.1970年代・1980年代マンションの魅力と注意点
この年代のマンションは立地によってはリーズナブルで、思い切ってリノベーションにも踏み切りやすく、非常にお得に感じられることがあります。
ですが目先のお得感だけにとらわれず、ご自身のライフプランに合わせて、長期間快適に住める物件かどうかを検討することが大切です!
7.1980年代後半以降のマンションの配管方式
1980年代後半以降に建てられたマンションでは、スラブ上の通常の配管方式が採用され、各部屋の配管はその部屋内で完結し、共用の配水管に接続されている可能性が高いので一安心です。
※違う可能性もありますので要確認です。
※今回の記事は僕自身のインスタグラムの投稿をチャッピーちゃん(ChatGPT)を利用してリライトしております。