- 投稿日:2024/08/18
- 更新日:2024/12/31

略記のメリット1:解答時間を短縮できる
簿記3級では勘定科目が100個ほど登場します。その中には画数の多い漢字だらけのものもあります。ところが試験時間は60分しかありません。勘定科目を略記すれば解答時間を短縮することができます。
略記のメリット2:練習量を増やせる
略記するとサクサク進むから仕訳の練習量を増やせます。むしろこっちの方が重要かもしれないです。
略記のメリット3:楽しいかも(個人差あり)
一時期、V式速記法にはまっていました。速記は、思いついたことを素早く書けるのに加えて、読み返すときにちょっとした暗号解読をしているような気分になれます。自分だけの略記をノートに書きまくると何か秘密文書みたいで人によっては面白いかもしれません。
略記のメリット4:俯瞰できる(かも)
略記一覧表を作ってみると、勘定科目の「なんだか引っかかって気になる部分」にも気づきやすくなりました。
例えば、資産グループの「受取手形」と、負債グループの「支払手形」は、他の「受取◯◯」が収益グループで、「支払◯◯」が費用グループなので違和感があります。これは本来、「受取手形」「支払手形」で使われる「受取」「支払」だけが未来の金銭移動を意味しているからだと思います。未来に対価を受け取れる手形、未来に対価を支払わなきゃいけない手形、という感じです。一方、他の勘定科目は、受け取った家賃、支払った家賃、という感じで、その勘定科目が示す金銭移動そのものを意味しているようです。(専門家じゃないので間違っていたらごめんなさい)。なので、私は頭の中で「受取手形」「支払手形」を「手形(形式の)債権」「手形(形式の)債務」と読み替えていました。ほかにも「未収」を「未受」に統一したくなったりしましたが、違和感の整理がしやすくなると思います。

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