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- 投稿日:2024/08/19
- 更新日:2024/09/01

近年、オーバーツーリズムという言葉が生まれ、旅行がもたらす地域への影響が注目されています。そんな中で、旅行を単なるレジャーではなく、地域社会に貢献する手段として考える「ステイファンディング」という新しい概念に出会い、深く共感しました。今回は、その考えを実践する「宿場町 HOTEL 講 大津百町」に実際に滞在し、私自身が感じたこと、体験したことを皆さんにお伝えしたいと思います。この考え方が、皆さんの次の旅の選択肢に加わることを願っています。
1. ステイファンディングとは?
近年、観光においても持続可能性や地域社会への貢献がますます重視されるようになっています。そんな中、新たな施設や名物を生み出すのではなく、地域に根付いた文化や風土、人々の暮らしを観光資源として活用し、地域を活性化させる動きがあります。ステイファンディングは、こうしたニーズに応える新しい取り組みであり、宿泊を通じて地域に直接貢献することを目的としています。具体的には、宿泊費の一部が地元の商店街や地域プロジェクトに寄付される仕組みです。この寄付が商店街の活気を取り戻し、その賑わいがさらに観光客を呼び込むという好循環を生み出すことが期待されています。

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