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- 投稿日:2024/10/05

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31.総合原価計算
総合原価計算とは、一定期間(原価計算期間)
ごとに完成品総合原価を計算し、その
完成品総合原価を完成品数量で除することに
よって「製品1単位あたりの製造原価」
(完成品単位原価)を算定する方法をいう。
総合原価計算は、同一規格(同一種類)の
製品を大量生産(見込生産)している場合の
原価計算方法として用いられる。
例)自動車、バイク、家電、冷凍食品 など
🔶製品1単位ごと製造指図書(特定製造指図書)
を発行し、個別的に製造原価を集計するなどの
手続きを行うと事務的負担が過大となる。
🔶同一規格(同一種類)のもは、1単位あたり
の製造原価も同じになるはず。
⬇
いったんまとめて完成品原価の合計
(完成品総合原価)を計算し、最後に割り算に
よって「1単位あたりの製造原価」を
求めた方が良い。
🟦総合原価の分類
総合原価計算は、生産形態
(生産品種観点の分類)、工程別計算の有無に
応じて、以下のように分類することができる。
※分類は覚えておくと良い。

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