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- 投稿日:2024/09/14

こんにちは
【現役小学校教員】のりまつです。
子どもから「友だちにイヤなことをされた」「いじめられているかも」と聞くと、親としては心配になりますよね。
でも、「クレーマーと思われないかな?」と先生に相談するべきかどうか、迷ってしまうこともあるかと思います。
今回は、いじめかな?と思ったときに、相談するかどうかの判断基準を、教員の視点からお伝えします。
1. いじめの定義
まず、いじめがどう定義されているかを理解することが大切です。文部科学省では、いじめを次のように定義しています。
文部科学省の定義
「いじめ」とは、
**「当該児童等が一定の人間関係のある他の児童等から心理的または物理的な攻撃を受けたことにより、精神的苦痛を感じているもの」**
とされています。つまり、どんな行動であれ、相手が「嫌だな」と感じることで精神的な苦痛を受けた場合、それがいじめとされます。
相手が嫌だと思えばいじめ
たとえお互いにやり合っていたとしても、どちらかが不快に感じたら、それは「いじめ」です。いじめは、被害者の感じ方が重要なポイントです。

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