• 投稿日:2024/09/15
  • 更新日:2025/09/29
【体験談】22歳の時にがんを発見!!!精巣腫瘍(精巣がん)を早期発見する方法

【体験談】22歳の時にがんを発見!!!精巣腫瘍(精巣がん)を早期発見する方法

マッチ@サッカー脳ブログ運営/医療職

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この記事は約5分で読めます
要約
私は22歳の時に精巣腫瘍と診断され、入院・手術を経験しました。 しかし、かなりの早期発見だったため、手術治療のみでその後の経過観察でも異常なく現在を過ごしています。 今回は若い男性(特に20代から30代)の方に是非知ってもらいたい簡単セルフチェックについてお伝えします。

はじめに

こんにちは。

マッチと申します。


今回この記事では、私自身の体験談として、

22歳の時に私自身がなった精巣腫瘍について、

結果的に早期発見に至った方法を紹介したいと思います。


私はあることを行った時に偶然、精巣腫瘍があることがわかりかなりの早期発見で治療を行うことが出来ました。

そのため治療も手術治療のみで、その他の一般的に大変と思われる治療を全くせずに今日に至っております。(2024年現在、手術から約15年経過)


精巣腫瘍についての簡単な解説も交えながら、記事を進めたいと思います。


現在10代から30代くらいの男性の方や、10代くらいの子どもの親御さん(是非お子さんにも伝えてあげてください。)。

これを1つ知っておくだけでもリスクを回避できる可能性があがると思います。

*筆者は医療職ではありますが、医者ではございません。以下の内容で少しでも当てはまるものがあれば一度泌尿器科で診てもらうことをお勧めします。


精巣腫瘍とは?

精巣腫瘍とはどはこの腫瘍の事を言っているのかわかりますか?

端的に言えば、子どもが良く言葉でいうと思いますが「金玉」と呼ばれる所の事を「精巣」と言います。

この精巣腫瘍は、若い男性、特に20〜30代の男性に多く発生すると言われています。

発生率は10万人に1~2人と稀です。(前立腺がんは10万人当たり119人:2014年国立がんセンター統計より)

ただ若年層においては頻度が高いとされ、注意が必要と言われています。

この精巣腫瘍は見つかる時はほとんどが悪性と言われています。

また若年性のがんと言うこともあり、転移もしやすいがんと言われており、特に早期発見が大事とされています。


症状は?

初期には自覚症状がほとんどないとされています。

最初は痛みを伴わない腫れが出現します。

その後進行すると、下腹部の重圧感や鈍痛が現れます。

転移すると、呼吸困難や、リンパ節の腫れが見られるようになるとされています。


精巣腫瘍の予後は?

転移がない場合の5年生存率は95%以上と言われており予後は非常に良いと言えます。

しかし転移がある場合の5年生存率は48%~80%程度とされており、やはり早期発見が大事と言えます。


治療は?

基本的には精巣を摘出する手術が行われます。

その後、病理検査、血液検査の腫瘍マーカーの数値、転移の有無で治療が決定されます。

筆者のように、早期発見であれば、手術のみで治療は終わりということもあります。(定期検査は10年通いました。)


よく聞かれること

精巣と言うことで、精子保存も推奨されると言われています。

私の場合は、精巣は一つあれば機能としては十分だから大丈夫!!!と何度も何度も病院の先生に言われました。

なので特に精子保存はしておりません。


現実はどうかというと・・・

現在2人の子どもがいます。(男女1人ずつ)


手術について

私の場合22歳12月の末に精巣腫瘍が発見され、翌月の1月の頭にすぐ手術を行いました。

当時手術は、下半身麻酔で行い、時間は覚えてないのですが、比較的すぐに終わったような気がします。

傷はお臍から斜め下に約10センチくらい下がったところにあり、傷は数センチくらいです。

場所も場所なので傷も目立ちません。


その後3週間入院し、病理検査などを行い、転移の心配もないという事で、治療は手術のみの治療で終了しました。

痛みは傷の痛みは少しありますが、そこまでなく、3週間の入院がかなり暇だったことを覚えてます。

ただ手術後約3日間は特に炎症が強い時期です。

なので熱が出る人は普通に出ます。

私は教科書通りに約3日間、38℃台の熱が出ました!

手術したことない人にとっては怖いと思いますが、あまり怖がらなくても大丈夫な手術ですよ!


早期発見の方法

では本題です。

この精巣腫瘍を早期発見する方法は・・・

「精巣を自分で触ること」

これだけです!!!


男性であれば自分で触ったことがあると思うのですが、

精巣は触ると「少し弾力があって柔らかい」

皆さんこんなイメージかなと思います。



しかし、ガン化するとどうなるかと言うと・・・

「石のように硬く、反対側の精巣に比べ、明らかに大きくなっていました」


たぶんすぐわかると思います。

ほんとにこれだけです。


私の場合は、風呂で身体を洗っている時に、

「あれ?」

と思いよく触ってみたら、石のように硬くで反対の精巣より明らかに大きくなっていました。

当時ネットですぐ調べてみると、ガンかもしれないと思い、すぐに泌尿器科へ。

その泌尿器科の先生も、すぐにがんセンターへの紹介状を書いてくださいました。

それくらい触診だけでも明らかにおかしい場合はすぐわかるものなのです。


皆さんも、触ってみて、あれ?と思ったら迷わず泌尿器科で診てもらってください。

後は、泌尿器科の先生であれば、しっかり検査しなければいけないのかどうかがわかると思います。

検査は、

・触診

・腫瘍マーカー

・超音波検査

・CT検査

の4つを組み合わせてみるとされています。

大きい病院に行くと、その検査を行い最終的な診断が出ることになると思います。


終わりに

いかがでしたか?


精巣腫瘍は、他の内臓に比べて外に出ている分、自分で触ることが出来ます。

なので、ちょっとした異常も見つけやすいがんと言えます。


この時々精巣に触れてみるという単純な作業で、早期発見が可能になる可能性が高いので、若い男性の皆さんは是非、定期的にチェックしてください!!!


女性の方は、もし身近で親しい男性で精巣腫瘍について知らない方がいれば、この記事の内容を是非教えてあげてください。


お子さんのいる方は、子どもがある程度大きくなったら、こういうがんがあるということを伝えていただけるだけでも、健康を守る知識として役立つかもしれないので、是非伝えてあげてください。


以上です。


もしこの記事を少しでも「良かった」「ためになった」と思っていただければ、

いいねやレビューをいただけると嬉しいです!


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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この記事のレビュー(3
  • 会員ID:eyP14vpe
    会員ID:eyP14vpe
    2025/03/10

    私は48歳です。 リベを知りこれからマネ活するぞと意気込んでいた矢先、精巣腫瘍が発覚。 3/7に摘出手術を行い11日退院予定です(現在入院中)。 ステージは分かりませんが転移無し。 癌と診断された時はショックで涙が止まりませんでした。 退院後はセルフチェックの大切さを周りの人に伝えていきたいと思います。

    マッチ@サッカー脳ブログ運営/医療職

    投稿者

    2025/03/11

    レブルさんレビューありがとうございます。 診断された時はショックですよね。 ただしっかり治療して、経過観察しながら見ていけば治療成績の良いがんです。完治するのを心から願っております。 まだ手術して、すぐだと思います。お身体お大事になさって下さい。

    マッチ@サッカー脳ブログ運営/医療職

    投稿者

  • 会員ID:LCuz1OAz
    会員ID:LCuz1OAz
    2024/11/27

    実体験を元に記事を書いていただきありがとうございます! 私も今年精巣腫瘍を患いましたが、マッチさんの言われるよう触った感じの違和感で気付きました。 一部転移していたので抗がん剤治療もしましたが、治療は完了、社会復帰果たし、定期経過観察中です。 とにかく早期発見が重要ですのでこの記事で1人でも多くのオスの方がご自身の玉に興味を持つことを願ってます。

    マッチ@サッカー脳ブログ運営/医療職

    投稿者

    2024/11/27

    コメントありがとうございます! 無事治療完了したようですのでホントに良かったです! このガンは早期に治療できれば完治の可能性の高いガンなので、多くの男性に知っておいてもらいたいです! ポンスケさんもお身体お大事になさって下さい!

    マッチ@サッカー脳ブログ運営/医療職

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  • 会員ID:LoMEsOqH
    会員ID:LoMEsOqH
    2024/09/15

    私は50を過ぎた新人のリベ会員です。私も胃にポリープが見つかり病院で胃カメラを飲みました。幸い良性であり問題はなかったのですが健康に気を使う大切さに気づきました。健康は病気になって初めて大切さが分かるものです。これからも情報発信頑張ってください。

    マッチ@サッカー脳ブログ運営/医療職

    投稿者