- 投稿日:2024/09/15
- 更新日:2025/10/02

1. コレステロールの基本
コレステロールが高いとどうなるの?
コレステロールは体の組織やホルモンの原料として重要ですが、値が高すぎると動脈硬化を引き起こし、次のような重大な病気のリスクが高まります。
・心筋梗塞:心臓の血管が詰まり、心臓の一部が壊死する病気
・脳梗塞:脳の血管が詰まり、脳の一部がダメージを受ける病気
自覚症状がないため、定期的なチェックが大切です。
良いコレステロールと悪いコレステロールがあるって本当?
コレステロールには「良い」と「悪い」の2種類があります。
・LDL(悪玉コレステロール):肝臓から全身へコレステロールを運びますが、増えすぎると動脈硬化を引き起こす原因に。
・HDL(善玉コレステロール):血管に溜まった余分なコレステロールを肝臓に戻し、体外に排出します。
通常、「コレステロールが高い」とはLDLコレステロールが高いことを指します。
2. コレステロールを下げるには?
生活習慣の改善がカギ
コレステロールを下げるために、まず食事や運動など生活習慣を見直しましょう。
・食事:コレステロールや動物性脂肪を減らし、食物繊維を多く含む食品(海藻、大豆など)を積極的に取りましょう。
・運動:1日30分以上の「らく」~「ややきつい」と感じる運動が効果的です。
生活習慣を改善しても効果が不十分な場合は、医師から薬が処方されることがありますが、生活習慣の見直しは継続しましょう。
3. よくある疑問
薬は一生飲み続けなければいけないの?
コレステロール値が目標に達し、医師の指導に従って生活習慣の改善を続けることで、薬の量を減らしたり、中止できる場合もあります。しかし、自己判断で薬をやめるのは絶対に避けましょう。
コレステロールを下げ過ぎても大丈夫?
LDLコレステロールが極端に低くなっても問題ありません。逆に、薬を途中でやめる方が危険ですので、医師と相談しながら治療を進めましょう。
4. まとめ
コレステロールは健康維持に必要ですが、高すぎると動脈硬化や重大な病気を引き起こすリスクがあります。生活習慣を見直し、必要に応じて薬を使いながら、適切なコントロールを続けましょう。自分に合った治療法や目標値については、ぜひかかりつけの医師に相談してください。
健康な生活を続けるために、無理せずできることから始めましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます✨
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