• 投稿日:2024/11/05
  • 更新日:2025/10/07
【意味】補助金・助成金・給付金それぞれの違いを知っていますか?

【意味】補助金・助成金・給付金それぞれの違いを知っていますか?

かさぶた@記帳代行×Youtube🎵

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この記事は約5分で読めます
要約
コロナ禍でよく聞いた「〇〇〇補助金」「✖✖✖給付金」という言葉。 国などからお金がもらえることはわかるけど、なぜ言葉を統一しないのかと疑問に思ったことはありませんか? この記事を読めば、「何のために」支給されるのか目的が一目で分かるようになりますよ😉

はじめに

みなさんは、「補助金・助成金・給付金」の

意味の違いを知っていますか?

わたしは会計事務所で働く前までは、

意識すらしたことはありませんでした...💦


🌀国からお金がもらえるのは一緒でしょ🧐

🌀申請先の違いかなぁ❓❓

などイマイチ分からないという方向けに、

それぞれの違いを、

いつ申請できる?

支給の対象

申請できる回数

申請の通りやすさ

申請先

の項目に分けて簡単にまとめてみました!


それぞれの意味を分かっておくと、

自分が使える・もらえるお金を調べるときに、

役立ちますよ✨


申請の通りやすさや条件も書いておきますので、

予め把握されておくと準備に時間がかかるかどうかも分かりやすいとおおもいます🤗


補助金

factory-563803_640.jpg国の政策に沿った事業をしている
個人事業主や法人を支援するための制度になります。

例えば、
中小企業の活性化、伝統産業支援、新市場創出、地域振興などの
幅広い分野で活用されています。


いつ申請できる?
→決められた応募期間内に申請

国で予算が決まってからスタートするので、

一般的に流れとしては

🔸2月頃:補助金の事務局が稼働を開始

🔸3月頃:公募がスタート

が多いですね✨


支給の対象
→設備資金等の購入資金

使用した経費に対して一定割合が支給され、
購入後に後払いされます。

補助率は1/2、2/3、3/4などさまざまです。


将来的に国の競争力向上につながる分野の成長を

促進することが目的だから、IoTやDX化に関連するものなど

時代に沿った目的が多くなります。


申請できる回数
→予算がなくなるまで、複数回申請可能


通常、同じ年度内で同じ申請枠、同じ事業者による申請は1回のみですが、

年度や申請枠事業者が異なる場合は、

複数回の申請が可能な場合が多いです。


ですので、過去に申請した補助金でも1年以上経っていると、

また申請できる可能性がありますよ😉


申請の通りやすさ
→条件が厳しく、むずかしい

補助金は税金を原資としているので、
多くの書類提出が必要で、審査基準が厳しく設定されています。

「不正受給防止」のためですね💦


自分で申請が難しい場合は、行政書士などの専門家に依頼するのも方法ですが、報酬や手数料がかかってしまうので、

補助金の金額と照らし合わせて、活用するのも方法のひとつですよ。


申請先
→国や地方自治体

事業に関係することが多いので、

経済産業省や中小企業庁、中小企業基盤整備機構、商工会議所が多いです。


助成金

dylan-gillis-KdeqA3aTnBY-unsplash.jpg

いつ申請できる?
→締切が設定されていない場合が多く、予算がなくなるまで随時申請可能


申請の期限に関しては、

取り組み実施後2カ月以内に申請する必要があるものが多いですので、

事前に活用できるか調べてから取り組みを開始される方が良いです。


支給の対象
→労働者を雇用する事業主

雇用主である事業主に支給されます。

労働者に直接、振り込まれるわけではありません


育休など働き方改革や女性活躍の推進などの

労働環境を改善するために支給されるお金だと思ってください。


申請できる回数
→複数回可能

回数制限は設けられていない場合が多いですし、

労働者一人当たりで申請ができます。

仮に、助成金対象者が10人いれば、

それぞれ申請できるわけです(合計10回)


申請の通りやすさ
→定められた要件を満たせば、補助金よりは審査が緩やか

要件よりも申請書類の作成の方が煩雑ですので、

労働条件に関する申請のため、

社会保険労務士さんが申請を代行される場合が多いです。


申請先
→厚生労働省

実際の申請先は、ハローワークや都道府県別の労働局が多いです。

高齢者や障害者の雇用に関しては、(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構が扱ったりしています。


給付金

auto-financing-2157347_640.jpgいつ申請できる?
給付金制度が発表された後、速やかに申請受付が開始

緊急時の場合は特に、申請開始までの期間を短くする傾向があります。


支給の対象
→個人(個人事業主を含む)

緊急時の経済支援や生活支援が目的なので、

基本的に使途に制限がなく、返済の義務もありません

助成金はセーフティネットとしての役割を果たすのが特徴ですね。


申請できる回数
→基本的に1回限り

緊急の場合は対象となる方全員に支給することが目的ですので、

複数回はできない場合が多いです。

児童手当のように、定期的に申請・受給できる給付金もあります。


申請の通りやすさ
→審査が簡易

個人や事業者に対して直接的な資金援助を行われるので、

補助金や助成金に比べると申請・審査が簡易となっています。


申請先
→国や地方自治体

給付金ごとの事務局が作られることが多いので、

そちらに申請することになります。


まとめ

今までは特に気にせず、同じような意味とぐらいにしか思っていなかった方も多いのではないでしょうか?


自己資金の投入を抑えたいなどで、

名称ごとに調べると自分の目的に応じた申請を

見つけやすくなると思いますよ😄


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この記事のレビュー(2
  • 会員ID:jXlzvfPk
    会員ID:jXlzvfPk
    2024/11/27

    事業者として知っておかねばならない内容でしたのですごく勉強になりました🧑‍🎓有益な情報ありがとうございますっ

    かさぶた@記帳代行×Youtube🎵

    投稿者

    2024/11/27

    メッセージありがとうございます😊 お役に立てて光栄です✨

    かさぶた@記帳代行×Youtube🎵

    投稿者

  • 会員ID:mR0plvfY
    会員ID:mR0plvfY
    2024/11/05

    似たような名称のものがたくさんあると思っていましたが、違いを知っていると、自分に関係あるものかどうかすぐに判断できますね! 自分に関係あるものにはアンテナを張って情報収集に努めたいと思います✨️ 投稿ありがとうございました🙇

    かさぶた@記帳代行×Youtube🎵

    投稿者