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- 投稿日:2024/09/26

1.はじめに
私は医療事務の仕事を10年程しております。
小規模病院〜総合病院まで3種類の病院で勤務しておりました。
入院費の計算がメインでしたが、外来業務も携わっております。
病院では長期で入院するのが難しいです。
なぜなら入院が長いと病院に入る報酬が安くなります。
また、ベッドを早く次の患者さん用に空けたいため、
早期退院を促されます😭
これは、ほとんどの病院で同じ方針です。
病院の経営は診療報酬に委ねられています。
病院は厚生労働省に届出している項目によって、
入院料の算定ルールが違います。
今回は、私が経験した入院費のルール紹介したいと思います。
2.総合病院や大学病院を例に(DPC制度)
全国の多くの総合病院〜大学病院では、
DPC(Diagnosis Procedure Combination)という
診療報酬の制度が導入されています。
DPC制度について、主な特徴をまとめると以下のようになります。
定義:
急性期入院医療を対象とする診断群分類に基づく1日あたりの包括支払制度です。病名や治療内容によって診療報酬の点数が決められています。

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