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- 投稿日:2024/09/27

救急病院で働いているといろいろな患者さんが運ばれてきます。
その中で今回はたまに運ばれてくる小児のけいれんについて紹介します。
目安として生後6か月~5才くらいまでのお子さんがいる方はぜひ参考にしてみてください。
お子さんが熱を出した時にけいれんした際は焦らずに下記のことを思い出してください。
けいれんの原因としてよくあるもの
1.熱性けいれん(あまり心配ないもの)
2.脳炎や髄膜炎(入院が必要なもの)
この2つを見分けるためにご両親にチェックして欲しい内容は以下2つです。
けいれん時に見て欲しいこと①
それはけいれんの持続時間です。
熱性けいれんでは平均して2~3分けいれんが持続します。長くても5分くらいです(稀にそれ以上もありますが)。
お子さんがけいれんしてるのをだまって見てるのは辛いしパニックになる気持ちはよくわかります。医療者でもそうです。
でも、落ち着いてスマホのタイマーを開始、時計を見るなど持続時間を測ってください。思ったよりも長く感じるので体感だと判断が悩ましくなります。実際3分くらいでも10分に感じるかもしれません。

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