• 投稿日:2024/10/12
  • 更新日:2025/11/01
【豊かな浪費】ミニマリストではないが・・、僕たちにモノは必要ない。

【豊かな浪費】ミニマリストではないが・・、僕たちにモノは必要ない。

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優待くん@楽天ROOM

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要約
「一日一捨」の実践は、物質的過剰に気づかせる。不要品を減らし、本当に必要なものを見極める習慣は、家庭や社会全体の無駄を削減する。モノの購入は慎重に検討し、既存の所有物を有効活用することが大切。ミニマリストの考えを取り入れつつ、必要なものは大切に使い切る。

一日一捨。僕はこの言葉が好きだ。こんな言葉が生まれてくるということは、私たちの周りには「なくても良き」モノに溢れているということなのだろう。

一家族でも毎週袋いっぱいのモノを捨てている。自宅以外でもモノを捨てているので一週間だと相当な量だろう。これを日本中、ましてや自宅だけでなく会社、お店と考えて行くと計り知れない量になるだろう。 

モノがやってくるのにも箱やビニール詰めして配送する。製品を作るにあたってもその裏にはプレゼン資料のために紙を大量に使用していたりと、手元にあるモノの奥には大量に廃棄となったモノが存在している。

コンビニで弁当を買うとゴミが発生する。食べた時間はたった10分なのに弁当の容器はすぐに捨てることになる。これを毎日、朝昼晩、さらにコンビニ利用の人数を掛けていくと一食食べるだけで何個のパックを捨てていくのだろう。

まだ食べてゴミが出たのなら百歩譲ろう。

食べられずにコンビニが設定している時間が到来したら最悪だ。何も意味を持たなくそのまま捨てたことになる。「欠品は敵だ」と小売の業界ではいうけれど本当にそうなのだろうか。無いなら無いで、残ってる商品から選ぶんじゃないでしょうか。消費者は欠品をそこまで気にしているのだろうか。

ふと、考えてみた。ビニールって未だに埋め立てしているの?

ビニール製品は現在も埋め立て処理されています。日本では、ビニールクロスやビニール傘などの廃棄物が多く、リサイクルが難しいため、多くがそのまま埋め立てられたり焼却されたりしています。特にビニール傘は、年間5000万本以上が廃棄され、その多くが埋め立て処理されています。このような廃棄物の処理は、環境への負荷を増大させる問題として認識されています。

Perplexity

僕は環境活動家とか全然そんなことはないが、この量が土にそのまま埋められることに少し怖くなった・・。

🪬モノに支配される僕ら。

▶︎モノがモノを呼ぶ怖さ。

例えば、一つのものを買う。そうすると置き場が必要となる。じゃあ、それを置くためのラックを買おう。ネジを締めるのにドライバーが必要だ、ネジがたくさんあるから電動のドライバーが必要だ、といった感じで必要なモノが飛躍していく。一つのモノを完成するために何個モノが増えただろう。

▶︎ミニマリスト。

別に僕はミニマリストでもない。厳密にいうとミニマリストがいいと思っている。床に敷布団だけ、とはいかないけれど、きれいに整然とした部屋に住みたい。ワンポイントで観葉植物なんかあれば最高だ。

クローゼットを開けてみるとずっと着ていない服。靴下は気に入ったものに偏ってしまい一年間一度も履いていない、なんてモノもある。昔の思い出の品で何年も開いていない箱もある。

今開けてみても当時の愛着を感じているんだろうか・・。

▶︎同じものを作る必要性。

企業同士が切磋琢磨して同じモノを作っている。

例えば洗濯機。世の中に洗濯機は何種類あるんだ?正直洗った後の仕上がりは素人にはわからない。これで洗ったから良かった!という会話にもならない。一つの商品を作るために何人の人が関わっているのだろう。製造メーカーだけでなく、広告業界の人、営業の人、店舗の販売員、もっと言うと梱包する段ボールを作る人など大勢の人が関わっている。

日本の生産性が上がらない理由、同じ用途のものを様々な場所で作っていることもひとつの原因だろう。もちろん、そうしないと技術力が上がっていかないのは理解している。

モノを作る裏側にはデメリットも存在している。

良い製品を作ったとしてもスーパーの棚に並ぶことは難しい。並ばない限り良い選手だとしても、人の目につくことはない。結局はディスカウントショップや、最近流行りの期限切れ間近激安ショップに並ぶのがオチである。

スーパーの棚には一軍の選手が陣取っているので二軍の選手や育成選手が長きに渡り、そのポジションに君臨するのは難しい。もちろん、可能性はゼロではないが。

期限切れ直前の商品を集めたお店で買うと見たことないけどこんなに美味しい商品あったのかと驚く時がある。結局はどんなに美味しい商品を作っても一軍にはなかなか勝てないということ。

一軍とはコーラやカップヌードル、スーパードライとかそういうもののことだ。

🪬私たちができること。

▶︎モノを使い切る。

冷蔵庫の中に使い残した食材がないだろうか?

おっと!気づいたら賞味期限は昨日だった。食べたくて買ったのにいつの間にか優先順位が変わっていた。小さなコツは賞味期限別に商品を並べておく。自然と食べる優先順位が変わってくる。

たったこれだけで自動的に冷蔵庫のものが整理整頓され廃棄することもなくなる。

▶︎買うものリストを作る。

ケータイのリマインダーに買いたいものを箇条書きをしていく。一日経てば意外と要らないモノか必要なものかがわかる。本当に必要なものとして選ばれたモノには愛着が生まれている。

そしてもう一つやって欲しいことは、欲しいものに紐づいて買わないといけないものを整理する。例えば炊飯器であれば、棚が必要、しゃもじが必要、米びつが必要、など色々出てくる。

もっと掘り返すと棚を置くことで、空いたスペースにもっとモノを置きたくなる。食材を入れておくボックスが必要だな・・、と。

一度振り返って、私は一人暮らしで自炊はここ数年していないや、だったらご飯を食べる時はパックのご飯をチンでいいや!と本当は必要でなかったことがわかる。

*炊飯器の例がいいかはわからないが。

IMG_9103.jpeg

こんな感じでサブタスクも付けて作るともっと良い。私は購入する金額もつける。炊飯器を諦めることで43,000円も浮く。パックご飯なら400個くらい買うことができる!

本当に炊飯器買った方がよかった?

▶︎わざわざネットショッピングにする。

スーパーやコンビニで目的のモノだけ買って出ることはあまりない。なぜか買う予定がなかったモノをついで買いして満足している。これぞ衝動買いである。1日に1回くらいは何かしらの消費行動をすると思うので、一ヶ月30回は衝動買いしている。気分はいいかもしれないけれど目的ってこれだったかな。

ネットスーパーで買い物すれば吟味して欲しいものだけ買うことができる。もっというと惣菜も匂いがないので写真でしか食欲をそそらない。家から出ると交通費もかかるし、お化粧やおしゃれもしないといけない。そんな手間も省けて時間ができる。意外と配送料や高くなくガソリン代よりかは安くついたかもしれない。

今日はちょっと副業に充てることができた。

▶︎クローゼットを開けてみる。

クローゼットはお宝が眠っている。例えば、昔行ったコンサートで買ったアーティストのタオル。昔はファンだったけど、解散してあんまり聞いてないな。だったらぜひタオルとして使ってみると良い!だってタオルだから。

しっかりと使い込むことによって、そのアーティストを改めて思い出すきっかけになるし、タオルも喜んでくれることだろう。

いやいや、アーティストのグッズを実用使いするのはちょっと・・という人は、フリマサイトで価値を調べてみる。意外な値段がついている場合がある。今、欲しい人に回ることによりファンの絆が拡大する。

▶︎今後も持っておくものの仕分け。

体格も趣味も考え方も数年経ったら変わっている。服であれば一度着てる。腰が入らなかったり、もしくはブカブカになっていたりと、自分も変わっている。経年劣化による決定的な汚れがついていたりもする。そもそも着られないじゃん!とわかり、簡単に諦めが付く。

着られない服はメルカリや買取屋さんに持っていくのも良い。自分は着られなくても次の誰かが大切にしてくれる。オーナーチェンジである。

▶︎物欲に勝てそうにないなら。

メモをした中から一つ選んで買ってみる。たくさんの候補から選ばれるものは本当に欲しかったモノ、必要だったモノだと理解できる。キングオブモノである。

🪬一日一捨を無理しない。

▶︎捨てることでストレスと溜めると本末転倒。

毎日1つだけ捨てることを目標にし、気分が乗らない日はレシート1枚でもOK。明らかに不要なモノ(チラシや古いレシートなど)を選ぶと良い。捨てた物を手帳やアプリに記録し、達成感を得ることでモチベーションを維持する。忙しい日にはまとめて捨てることも許可しストレスを減らす。

▶︎子どもの制作物。

なかなか捨てにくい。よくわかる。

・初めて作った工作

・ママ大好きと書いてある似顔絵

・家族みんなの絵

捨てにくい・・。毎日絵を描いたり工作するので気づいたら棚が子どもの作品ばかりになっている・・。そんな時はアプリを使うのが良い!

MUSEUM(ミュージアム)というアプリ。

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作品を綺麗に写真として残すことができる!いつでも見返すことができて、アプリ内でオリジナル作品を作ることも可能。もちろん無料である。

https://themuseum.jp/


🪬だからリベの考え方が好きだ。

▶︎家計管理。

徹底的に家計のムダを削ぎ落とす。でも別に生活レベルが下がったわけではない。時には浪費をすることもの大事。もちろん家計管理の範囲で。

家計もそうだし、消費行動にも繋がってくるだろう。そして、みんなが適切に消費をすることによって、必要なものに囲まれて一つ一つのモノを大切にする。

企業も一つのモノを作るのに最大限の情熱をかけて付加価値をその商品に付ける。情熱が集約されてその他のビジネスにも情熱を注ぐことができる。

▶︎浮いたお金はモノに交換ではなく資産に交換。

本当は必要ではなかったものを整理していくと、毎月数万円は浮くことがわかる。3万円だとしても年間36万円である。仮に5%の配当がある株に投資すると18,000円を年間でもらえる。本当は入ってこなかったお金である。せっかくならそのお金を使って家族で食事に行ったら楽しいではないだろうか。浮いたお金だし、ましてや、配当金なら痛くもなく気分がいいもんだ。


🪬最後に。

この度はお読みいただきありがとうございました。昔から意識していたこと、実践していたことを皆さんにもお知らせしたく、書き留めさせていただきました。少しでも皆様のお役に立てたら嬉しいです。

「モノ」・「物」・「者」、ものが全て「者」であればいいと思う。



【優待くんの高配当な株主優待のハナシ】を中心にレビューしています。ノウハウ図書館で上げているその他の記事もご覧ください!

https://library.libecity.com/articles/01J8HSJX2W88HQ80MYXA4YYKTZ

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