- 投稿日:2024/10/15
- 更新日:2024/10/26

はじめに
「検査値ってなんだかよくわからない。意味わからない。」「要検査になったら病院に行けばいいんでしょ?」「健康診断に行ったのに、再検査でまた病院に行くのめんどくさい。」そんなことを思っているあなたにこそ、正しい知識をつけて正しい対応をしてほしいです。
そんなきっかけになればいいなと思い、投稿していきたいと思います。
また、医療系学生や検査について勉強を始めた方の一助になれば幸いです。
今回は肝機能の採血項目についてです。
AST、ALT、γ-GTPは肝機能を評価する重要な指標です。採血による血液検査で、肝臓の健康状態を把握することができます。
そもそもAST、ALT、γ‐GTPとは
AST (アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)
ASTは以前GOTとも呼ばれていましたので、健康診断の結果などには2種類の名前がついているかもしれません。
主に肝臓、心筋、骨格筋に存在する酵素で、障害があると血液中に放出され、数値が上昇します。ASTのみが高い場合、筋肉の異常や溶血性貧血、心筋梗塞などが考えられます。

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