- 投稿日:2024/10/15
- 更新日:2026/03/31
『ビジネスエリートになるための 教養としての投資』(著者:奥野一成)を読みました。
ビジネスエリート!というと私は少し腰が引けてしまうのですが、とてもお勧めの書籍でした。その理由について書いていきたいと思います。
この書籍は「いわゆる株・投資の指南書」的な書籍ではなく、「資本家」としての考え方や、マインドセットを養うことが大切であることを説く、素晴らしい書籍でした。
高校・大学時代に出会いたかった1冊です。

著者「奥野氏」のファンドマネージャーとしての専門性と魅力ある人柄
著者の奥野一成さんは、農林中金バリューインベストメンツ株式会社のCIO。長年にわたり資産運用や投資に携わってきたプロフェッショナルの方です。その実績を基に、「投資の本質とは何なのか」をわかりやすく解説してくれています。
投資の本質とは?その定義を再定義
「投資とは、自分より優秀で稼げる仕組みにお金を投じることだ」
自分1人で稼ぐのは限界があります。それを超えて資産を増やすための手段として、投資を説明してくれています。
リベ大の方ならよくわかっていると思いますが、投資を単なるお金儲けの手段としてではなく、人生を豊かにするための大切な教養として捉えている書籍です。
日本人の投資マインドは、あぶない!?

「投資はいかがわしい、ギャンブル!」と考える人も多い中、著者の奥野氏は優れた経営者ほど優秀な投資家でもあることを強調しています。
日本人はバブルを経験し、投資への嫌悪感があり、それを非常にもったいないと感じていることが節々から伝わってきます。
社会人として、ビジネスマンとして。もっと普通に「資本家マインド」を多くの人が持つべきだと説き、経済的自由と豊かな人生を築くための新しい視点を提供してくれています。
企業利益に焦点を当てる投資法

株式を購入する際、株価の動きに振り回されるのではなく、企業の利益に注目すべきだとして、長期的に安定して利益を伸ばす企業に投資することが重要であると書いています。
株価の短期的な変動に左右されず、じっくりと資産形成を行う姿勢を教えています。つまり長期投資こそ重要であると。
このあたりは学長の教えと共通する部分ですね!
投資家のマインドが成功への鍵
本書から得られる重要な教えは、単なる労働者から脱却し「労働者2.0」を目指すこと、と描かれています。
労働者1.0は、指示に従うだけの受動的な存在。
労働者2.0は自らの才能をアピールし、主体的に自分の価値を売り込む存在。
さらには、投資家としての視点を持つことで、限られた労働時間を超えて資産を増やす可能性が広がる。
投資、資産運用を自分自身の利益のためだけではなく、ビジネスマンとしてのもっておくべき知識と捉えると、また違った見方が広がりますね。
奥野氏は若い頃からのスキルアップに加え、リスクに備えた株式投資の重要性を説いています。
長期的な視野で投資を行うことにより、自己の能力を超えて資産を形成する方法を具体的に提案してくれています。
『ビジネスエリートになるための 教養としての投資』は、投資の基本を超えた知的な成長につながることを実感できます。
経済的自由を目指す全ての人にとって価値ある一冊。
学長の教えはもちろん、色々な投資家の考えをインプットし、それに対する自分自身の意見を持つことはとても大切な事だと思います。
秋の読書に、おすすめの1冊。ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか!