- 投稿日:2024/10/16
- 更新日:2025/10/05

はじめに
本記事は文章力を大きく向上させる、修正テクニック5つを、リベ大生向けにお伝えするものです。
私は「文章を書くのが苦手な人がラクに書く方法」について長く研究・実践してきました。
研究では、文章が上手な人は、一気に上手に書き上げるのではなく、文章を修正しながら、書いていく、ということが分かっています😃
今回は、書いた後の修正にポイントを当てて、 文章力を向上させるための修正テクニックをお伝えしたいと思います🔥
【方法1】 友達や仲間と読み合う
一つ目の方法は、友達や仲間と読み合うです。この方法は、
✅他の人と読み合うことによって、いいところや、お互いが分からないところをコメントし合う方法です。
まさにノウハウ図書館がこのような形式ですよね✨
自分の文章を褒めてもらったら
👧「あ、ここがよく伝わったんだな」
👦「自分は当たり前だと思ったけど、読者にはすごい意外性があって喜ばれたな」
などと感じることができます。
一方で、うまく伝わらなかったと思った場合は、読者のコメントをヒントに書き直すことができます。
ブログ部などでも
このような形で、お互いの文章をブラッシュアップさせていますよね😃
最近の作文教育では、
✅仲間同士で読み合う形式の学習方法は、先生の添削指導と同等以上の効果がある
という研究結果が出ています。
もちろん、いつもアドバイスをしてくれる仲間がそばにいるわけではないのですが、このやり方を通して、
✅仲間の文章を読むことにより、他者の視点から自分の文章が見られるようになる
というのが最も大きな利点でしょう⭐️
でも…、なかなか読んでくれる相手がいない😭
という場合も多いかもしれません。
そんな時は、どうすればいいでしょうか。
【方法2】他者の視点で読んでみる
文章は、仲間と読み合い、お互いにコメントし合うことが効果的だとお伝えしました。
でも、それができない場合は、他者の視点になったつもりで読んでみるといいと思います。
誰かになったつもりで文章を読み返すと、新たな視点が得られるからです。
先日、スキルマーケットで受験小論文指導をした生徒さんがこんなふうに言っていました。
👦 この小論文、自分としてはまあまあ思い通りにかけたのですが、とんとん先生が見たら、なんてコメントされるのかと思って少しドキドキしながら書いていました💦
先生になんて指導されるかドキドキしちゃう😅🥺
私が大学院生で論文の個人指導を受けていたときも、同じだったのでお気持ちよく分かります(笑)
でも、他の人がどうコメントするか、想像できるというのは、文章を書く上でとても有益なことだと思います。
たとえば
👨 (先生に)もっとキレイな字で書いてってまた怒られちゃうかな
👦 (先生に)1文が長すぎ、って思われるかも。
👦 (先生に)根拠にあまり説得力がない、っていわれるかも…
のように、他の人の視点を内在化できるようになるからなんです💡
また、反対意見の持ち主や、異なるバックグラウンドの読者がどう感じるかを考えて読み直すことも大切です。
加えて、性別、年齢、文化的な背景などの違いを意識して、不快な表現や誤解を招く箇所がないかについても丁寧に確認できたらいいですよね。
学長YouTubeはこのあたりの気づかいが素晴らしいと思います。たとえば、
🦁「子どもが生まれたらお母さんが仕事をやめる…」とは言わず
🦁「子どもが生まれたら、しばらくの間、両親どちらかが、子どもの面倒を見なければいけなくなる。多くはお母さんが仕事を減らしたり、辞めたりすることが多い」
のように、さまざまな立場の方に配慮した表現を使われていますね。
また、別の例ですが「子連れオフ会」の案内文に
🐰 男性も歓迎です。
の一文を付け足したところ、圧倒的に男性参加者が増えた経験がありました。
もともと「子連れママ」と限定はせず「子連れの方」としたのですが、それでも平日昼間のオフ会に男性は参加しづらかったそうです💦
👨「男性歓迎」の言葉が背中を押してくれた
と多くの男性が話してくれました✨
【方法3】時間をおいて読み返す
3つ目は、時間をおいて読み返す、という方法です。
いわゆる「寝かせる」というもので、自分の文章を新たな視点で客観的に捉えることができるようになります。
ということは、「寝かす」ために、早めに準備しておかなくてはなりませんね😅💦
数日寝かせられればベストですが、忙しくてあまり時間がとれないこともあると思います。その場合は、
✅ 10分ぐらい、パソコンから離れて違う作業をすることで、頭を切り替える
だけでも、ずいぶん客観的に自分の文章を振り返られるようになると思いますよ!
【方法4】音読してみる(つぶやき読みもOK!)
4つ目は、音読して、耳と口を使って確認する方法です。
実際に、音読してみると、言葉の使い方の間違いなど違和感を感じ取れるようになります。
文章理解の研究では「音読」「つぶやき読み」「内声化(頭の中で音読)」の効果について利点を比較した研究が多くあります。
それぞれに独自のメリットがあるので、自分がいちばんしっくりくるやり方を使ってみてはいかがでしょうか。私自身は「つぶやき読み」をよく使っています!
【参考文献】 音声化と内省化が眼球運動に及ぼす影響https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjep/67/1/67_12/_pdf
【方法5】学長🦁のツッコミを想像して読み返す
ここで番外編。リベ大生におすすめなのは「学長になったつもりで読み返す」です。
🦁「みなさんの中に育った小さな学長(学長ライブの言葉より)」
があなたの文章にツッコミを入れてくれませんか。
たとえば、
👧 学長なら、もっと前向きに考えるのではないか?
👨 学長なら、もっと多方面に配慮した文章を書くんじゃないか?
👧 学長なら、この意見に反論するんじゃないか?
👦 「経営者や事業主マインド」だったら、違う見方をするんじゃないか?
みたいに考えてみてはどうでしょう。
学長でなくても、自分の身近にいる尊敬する人考え方の真似をしてみる、というのは、自分の理想とする生き方を目指すためのの一つのヒントになると思います✨
まとめ
この記事では、文章力を圧倒的に向上させる、修正テクニックを次の5つにまとめました。
1. 友達や仲間と読み合う
2. 他者の視点で読み返す
3. 時間をおいて客観的に見る
4. 音読やつぶやき読みで確認する
5.(番外編)学長🦁のツッコミを想像して読み返す
みなさんも、ぜひ、リベ友とプロフィールを読み合ったり、仕事の応募書類を見てもらったり、また、ノウハウ図書館に投稿したりして、仲間同士の学びを通して、文章力をつけて行ってくださいね!