- 投稿日:2024/11/04
- 更新日:2025/11/04
メルカリ初心者が最も戸惑うシーンの一つ、それが「取引キャンセルの対応」です。 せっかくの取引がキャンセルになってしまったとき、どのように対応すれば良いのか悩む方も多いと思います。特に初めての方にとっては、キャンセルのタイミングごとに異なる対応方法がややこしく感じられるかもしれません。
この記事では、私の約5年のメルカリ取引で実際に経験したことを基に、購入された後すぐ、発送前、発送後のキャンセルについて、それぞれの対処法をまとめました。
1) 購入後すぐのキャンセル
状況: 購入者が購入ボタンを押した後すぐにキャンセルを希望する場合。
対応方法: 購入者が出品者(私たち)に取引メッセージで取引キャンセルにしたいと申し出を行い、出品者が同意する旨を購入者に連絡、取引キャンセル(理由は購入者都合を選択)申請し、メルカリ事務局が承認することで取引はキャンセルされます。
経験談: 私の経験では、誤って購入ボタンを押してしまったのでキャンセルしたいという申し出ばかりでした。
出品者側からすると、取引キャンセルを受け入れても特にデメリットはないので、申し出は受けることで問題ないと思います。
事務局は取引キャンセルを承認後、商品ページを元の状態で復活させてくれるので、出品者側は取引キャンセル申請する以外にやることはないです。
また、購入側都合のキャンセルになるため、出品者である私たちにはペナルティもありません。
2) 発送前のキャンセル
状況: 購入者は支払いも完了しており、取引が成立しているが、出品者がまだ商品を発送していない状態でキャンセルの申し出がある場合。
対応方法: この場合も出品者(私たち)がキャンセルの申し出を受け入れ、取引キャンセルの申請をすることが可能です。このパターンは基本的に1)の場合と同じ流れになります。
経験談: 私は発送直前に梱包するのですが、梱包していざ発送しようと思ってコンビニに着いたか着かないかのところで「キャンセルしたい」と取引メッセージをもらったことがあります。
欲しかったので、購入したけれど、(私が)発送するまでの間に手に入れてしまった、という理由でした。
発送前だったので1)同様にこちら側にはデメリットもないな、と思い、申し出を受け入れてキャンセル申請し、対応完了しました。
3) 発送後のキャンセル
状況: 商品を発送した後、購入者が商品を受け取った後にキャンセルを希望する場合。
対応方法: 商品発送後のキャンセルは、購入者が受取後にキャンセル申請をする形になります。出品者側には、キャンセル申請が来た理由が開示されるので、その内容次第で同意する、または同意しないを決める流れになります。
正直、このタイミングで取引キャンセル申請が来るのが一番きついです。。。
<キャンセルに同意する場合>
同意する場合、商品の発送方法によって対応は異なります。
こちらの情報を出しての発送(メルカリ便以外)の場合には、あちらは返送先が把握できるので、着払い/元払いのみを決めて返送してもらいましょう。
メルカリ便の場合には、こちらの情報を開示してOKならメッセージで返送先情報を教えて、返送してもらって下さい。
開示したくない場合には、あちらに出品してもらって購入し、メルカリ便でのやりとりを希望してください。
※追記:
匿名配送したものをキャンセルされた場合、相手の同意が得られれば以下の方法であれば、匿名配送のままでも返品対応できました。
1)返品の際の送料について、先方負担または自分負担かを決める
2)いったん、今の取引については終了とする
3)1)での取り決めに応じて、手数料や送料上乗せで相手に同じものを匿名配送で出品してもらう
4)それを買い取り、匿名配送してもらう
<キャンセルに同意しない場合>
メルカリ事務局が間に入って判断を行うことになると思います。
仮に出品者である私たちに非がない場合でも、事務局の対応は「キャンセルに同意してください」の方向であることが多いと聞きます。
私自身はこちらのパターンでやりとりを進めたことがないですが、メルカリ事務局が間に入っての交渉になると結構面倒なようなので、同意しない場合は根気が必要のようです。
注意点: どのパターンも大前提として、出品者側には不備がない場合の対応方法になります。また、高額な商品では、パターン3)の場合に、すり替えリスクがあることに気を付ける必要があります。
経験談:
キャンセルに同意して返送されてきたあと、購入されたよりも高い金額で再度出品し、結果的には最初の出品時よりも高く売れたこともあります。
たまたま、合わない相手に購入されたんだなと思って、再度出品することで問題ないように思います。
長文となりましたが、不要品をメルカリに出品するハードルが下がる内容となっていれば幸いです。