- 投稿日:2024/10/21
- 更新日:2025/10/01

初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
今回は荘子(荘周)およびその弟子著「荘子」をつまみ食いします。
まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。
NHKの100分de名著が読みやすいでしょう。
別に本であれば、契約する必要はありません。図書館でも手に入ります。
様々なしがらみから抜け出し自由になるヒント、生を謳歌することを学ぶことができるでしょう。読書の醍醐味です。
筆者:荘子[そうじ]」(荘周[そうしゅう])
約2300年前。中国の戦国時代中期に成立した思想書。
ちなみに、そうし、そうじどちらでもパソコンで打っても出てくる。
儒家の曾子[そうし]と区別するために、荘子[そうじ]と濁って読む。
結論から言えば、逆説的な考え方です。
発想の転換もハッとすることも知識の一部です。
人はどうすれば主体的になれるのか?
我々の「受身」よりも深く壮大な部分の考え方です。
さまざまな民族や宗教による考え方は非常に相対的なものであり、何かが絶対的に正しいというものではないーーと、徹底的に笑いながら話しているのがこの『荘子』です。
NHK100分de名著ブックス 玄侑宗久 著『荘子』
①受身こそ最強の主体性だと知ろう。
感じてしかる後に応じ、迫られてしかる後に動き、やむを得ずしてしかる後に起(た)ち、知と故(こ)とを去りて、天の理にしたがう
自らの意志で動いたり変化したりするのではなく、周りが変化したので私も変化した、というのがよいというのです。まさに受身です。
NHK100分de名著ブックス 玄侑宗久 著『荘子』
⇒ 完全に受身に徹した時こそ、主体性の極意である。
なぜか?🤔
②状況に完全に浸りきれる人=主体的な人格
天地の自然に身をゆだね、私利私欲を捨て去って、周りの状況に抗わず、必要に迫られてやむを得ず行動するのが最も好ましい姿であると説いている。
自然が淀むことなく変化していく時に、完全に我を無くしてその変化に身を任せきる。仏教の言葉で言えば、世界は諸行無常に移り変わるから、こちらも無常になって変わっていく。
NHK100分de名著ブックス 玄侑宗久 著『荘子』
変化をすべて受け入れるということはあらゆる感情や判断、分別は邪魔になる。
⇒ 自分を置かれた環境下で最大限に没入させる。
無我の状態こそが、最も素晴らしい智慧が発揮できる。
雲をつかむような言葉で具体性がないかもしれません。
大昔の思想書ですから、スマホも車も隣の国の実情も物価も簡単にはわかりません。そんな不安定な中で、その思想に行きついた。
現代でさえも我々は何かしらの不安にさいなまれているのに。
なぜか?🤔
③自分の生命エネルギーを完全に1つの方向に向けることができる。
不測に立ちて無有に遊ぶ
「明日できることは今日やらない」という強い信念がないと、人間は深くは休めない。「無有に遊ぶ」とは、忙しい現代の私たちにとっても優れて大事な教えなのです。
NHK100分de名著ブックス 玄侑宗久 著『荘子』
⇒ 自分の意志を埋没させたものは強い。
自分に嘘をつかず、行動に一貫性が持てる。
私なりに解釈するなら、経済的自由を達成できれば、お金の心配がなくなります。
お金の心配がなくなれば、「生きるためのお金」を稼ぐ必要がなくなる。
より主体的なやりたいことの活動に専念できる。
出費にはご注意を。
⇒ 自分の心配事を無くすことで、自分に素直になれる。
リベシティでの5つの宿題は心配事を減らす手段と、とらえることもできる。
つまり、考え方次第で人は自分の選択肢を広げることもできる。
あらゆる選択肢をすべて受け入れる素直さ、無欲さも主体性につながる。
雑にいえば、自分から出ていくお金が月5万円なら、月10万でも十分な日々を送れる。
そんな出費で生きていけない!!
⇒ そう思うのは自分を持っている証。
そして、そこは自分に変えられないこと。
⇒ 自分が変えられることに生命エネルギーを向けよう!
あくまで、そんな考え方がある程度に!
まとめ
周囲に振り回されるマイナスなイメージがつきまとう「受け身」という言葉は悪いことばかりではない。
経済的自由を達成できれば、自分の人生により主体的になれる。
1つの思想から自分なりに解釈して選択肢を増やせる。
選択肢の広がりは考えることから始まる。
⇒ 選択肢が広がれば、良い考え方ができる。
⇒ 良い考え方ができれば、選択肢が広がる。
どちらが先でも構わない。気楽に行こう。
自分に変えられないことに悩むことはない。
自分が変えられることに生命エネルギーを向けよう。
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!