- 投稿日:2024/10/26
- 更新日:2025/10/11
こんにちは、ざわと申します。
皆さん、ライフプラン考えていますか?
ライフプランを考える上で重要なイベントの一つに、結婚があります。結婚における最大の問題の1つは「遠距離恋愛からどう結婚・同居するのか」問題です。
結婚して家計を同一にする以上、基本的には同居が原則となります。一方で、お互いが全国転勤ありの職種の場合、必ずしも同じ場所に住むことができるとは限りません。
筆者は学生時代の交際相手と、社会人になった時に遠距離恋愛を経験し、遠距離のまま結婚した(籍を入れた)4ヶ月後に筆者が異動し、同居するに至りました。
その際に考えていたこと・行っていたことについて解説します。
・遠距離恋愛の相手と将来的には結婚したいが、どう遠距離を解消すればいいか分からない…
・これからパートナーと遠距離になりそうだが、その先が見えない…
という方に参考になれば幸いです。
前提
筆者と妻の前提は以下の通りです。
・学生時代から交際
・新卒就職後、筆者は山形、妻は千葉に配属となり遠距離開始
(就職先は異なる会社です)
・遠距離のまま入籍
・入籍後、約4ヶ月で筆者が千葉に異動し同居開始
✅遠距離解消までの経緯
〇結婚に至るまで
前述の通り、筆者夫婦は就職後に遠距離がスタートしました。当時はまだ(比較的)若かったのと、筆者勤務先の事業所が千葉にあったので、「いつかそこに異動できたらいいかな」くらいの気持ちで、異動希望だけは出しておくことにしました。
就職してしばらくは、月2程度でどちらかが相手の場所まで会いに行くという生活が続きました。2人で今まで行ったことのなかった東北地方を気軽に観光できたりして、この期間は遠距離ではありますが楽しかったですね。
就職から1年後、例のアイツが到来しました。

そう、「コロナ禍」です。外出自粛要請が出され、千葉↔︎山形の移動も数ヶ月に渡り制限されることとなりました。
この期間も、
・LINE通話等で密に連絡を取り合ったこと
・元々筆者も妻も1人で時間を潰せるタイプ(少し会えなくても平気)
などがあり、なんとかこの期間も乗り越えられました。
そうはいっても、我々も思うところがあったのでしょう。自然と今まであまり意識していなかった「結婚」が頭をよぎるようになりました。
一方、遠距離はすぐには解消できそうにありません。そこで、我々は決めました。
👨👩「とりあえず籍を入れて、同居できるタイミングに備えよう」

正直、籍を入れても入れなくても、遠距離(別居)なので特に変化はありません。一方で、籍を入れることで我々の気持ちとしては一つの節目を迎え、また両家の両親にとっても結果的には安心させる選択となりました。
ということで遠距離のまま入籍しました。
〇結婚後
結婚後は職場の方々にも報告し、引き続き異動の希望も出し続けていました。
その後、ある日突然、「偉い人」との面談の機会があり、改めて異動の希望について確認される機会がありました。「そろそろか…?」と思いつつ、「そんなにすぐ異動できるわけないか」とも思っていました。
そこから程なくして異動の内示が出て、無事千葉に移動することができました。結婚から異動までの期間は約4ヶ月で、思ったよりも相当早かったですね。
✅「遠距離解消」のために、やって良かったこと
〇どのような形で「遠距離解消」するかは予め決めておく
最終的な「遠距離解消」のイメージを何パターンか想定し、それぞれに対しメリット・デメリット・優先順位を考えていました。
各パターンの前提条件は以下の通りです。
・筆者は現在の職場(会社)で働き続ける
・筆者の勤め先は、妻居住地の近くに事業所を持っており、異動できる可能性がある
・妻の勤め先は、筆者居住地の近くに事業所を持っていない
以下が検討したパターン(数字は優先順)です。
① 筆者が妻の元に転勤(異動)する
(メリット:仕事(勤め先)を変える必要がない、デメリット:異動は会社に依存する形となる)
② 妻が筆者勤務地の付近に転職する
(メリット:会社に依存せず自分達で行動を起こせる、デメリット:希望する会社・場所に転職できるか不明)
当時は今よりも安定志向が強く、「新卒で入社した会社を辞めるなんてもったいない」という価値観が強かったため、できれば勤めている会社を辞めることなく遠距離解消できたら…と思っていました。
後述しますが、今だったら、転職という選択肢ももう少し可能性高く検討できたかもしれません。
結果的には①が叶う結果となりました。
〇次のステップに進むまでの期限を設ける
基本的には、筆者が妻居住地付近に異動することでの「遠距離解消」を目指しましたが、当然異動できるかどうかは勤め先の都合もあり、(異動希望を出せるとはいえ)全てを自分でコントロールできるわけではありません。
そこで、次のステップに進む期限を以下のように決めました。
・(結婚した時点から)2年以内に筆者が異動できなければ、妻が筆者勤務地の付近に転職する
予め期限を設けることで、ダラダラと先延ばしにすることなく、どう行動していくかを適切なタイミングで選択できるようになると思います。
〇異動希望を出し続ける
筆者が異動することでの遠距離解消を第一に目指していたため、当然ですが異動の希望は強く出していました。その際には以下のようなことを意識していました。
・キャリア面談では、ただ「結婚したから異動したい」のではなく、「希望異動先に行くことで仕事上のステップアップを図りたい」という意図を伝える
(実際、当時の勤務先よりも異動先の方が、会社としてはメインの事業所だったので、よりステップアップを図りたいという理由にマッチしていました)
・一方、仕事以外の場(雑談等)では、「遠距離のまま結婚したから、異動して同居したい」ということをそれとなくアピールしておく
(当時の勤務先は、良い意味で「従来型」の考えの方が多く、「遠距離のまま結婚していてかわいそう、早く同居できるようになると良いね」という風潮があり、それが結果的にアシストしてくれたかもしれません笑)
会社における異動は、あくまで「会社が将来的に発展する上で必要な措置」なので、「自分が異動することで会社に貢献できる」ということのアピールが必要です。
一方で、人事権を持つのも最終的には人なので、感情に訴えるのも有効だと感じました(それが実際どの程度効果があったか定かではないですが)。
その上で、いくら「異動させたい」と上の人が思っていても、異動先に仕事がなかったら厳しいでしょう。今回はたまたま異動先(筆者の現在の職場)にポジションが空いていたタイミングだったので、異動が実現しました。運も味方につける必要があります。
✅実際はやらなかったが、やるべきだと思ったこと
〇(筆者自身の)転職の可能性を探る
前述の通り、当時は今より安定志向が強く、特に筆者の勤め先は妻の勤め先に比べて給与水準も高いため、筆者自身が転職することは考えていませんでした。
ただ、もし今、(リベシティに入った後のマインドの変化した自分が)同じ状況になったとしたら、転職の可能性も当然選択肢として上がってくると思います。また、現在では(コロナ禍の当時もそうだったかもしれませんが)フルリモート可の仕事も普通にありますし、今回のような「住む場所問題」により対応しやすくなったと言えるでしょう。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
「全国転勤あり総合職同士のカップルどこに住むか問題」は、「全国転勤あり」というシステムがある以上、永遠のテーマのように思えますが、前述の通りフルリモート可の仕事も増えていますし、意外となんとかなるのかなと思います。
筆者家族も、現在は同居できていますが、今後夫婦共に別の場所に異動する可能性は十分にあります。
基本的には筆者が今後どこかに異動することになった場合、海外拠点なら家族帯同、国内拠点なら単身赴任とざっくり決めていますが、正直どうなるかはわかりません。その時になったら考えたいと思います。
同じような境遇を経験した方など、レビュー頂けますと大変参考になります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。