- 投稿日:2024/10/26
- 更新日:2025/10/02

はじめに
ネット銀行での住宅ローン申し込みは、その便利さから多くの方に選ばれています。
パソコンやスマートフォンのWEB画面を通じて、自宅にいながら申し込むことが出来ます。
しかし、そんなネット銀行でも完全に非対面というわけではありません。
この記事では、ネット銀行の住宅ローンの利点、唯一の対面手続き、そして例外的な状況について詳しく解説します。
ネット銀行住宅ローンの利点
・ 24時間365日申し込み可能
・ 来店不要で手続きが完結
・ 審査のスピードが速い
・ 金利が比較的低い
基本的には、みなさんのイメージどおりだと思います。
リベシティ住民のみなさんの場合、サラリーマンを辞めて個人事業主になろう、もしくは転職しようという方も多いと思います。
ネット銀行に限りませんが、住宅ローン審査に限っては勤続年数が長いサラリーマンのほうが有利です。
そのあたりは計画的にいきましょう。
唯一の対面手続きと、その重要性
ネット銀行の住宅ローンでも、司法書士との抵当権設定に関する面談は対面で行う必要があります。
これは法的要件を満たすために不可欠な手続きで、融資実行の1〜2週間前に行われます。
この面談の目的は、
・ 本人確認
・ 契約内容の最終確認
・ 質問や疑問点の解消
・ 法的保護の確保
となります。
基本的に、この面談は契約締結の前提条件となります。
しかし、やむを得ない事情がある場合、銀行によっては代替手段を提供することもあります。
やむを得ない事情の実例
以下のような状況が「やむを得ない事情」として考慮される可能性があります。
a) 自然災害
地震や台風による被災で、移動が困難な場合
b) 健康上の理由
重篤な病気や事故により、長期入院や療養が必要となった場合
c) 法的要因
突然の法改正により、予定していた日程での面談が不可能になった場合
d) 家族の緊急事態
家族の突然の重病や事故により、介護や看護のために面談に出向けない場合
やむを得ない事情と認められない例
以下のような理由は、通常「やむを得ない事情」とは認められません。
・ 単なる仕事の都合
・ 予見可能な交通事情
・ 面談の重要性の認識不足
「やむを得ない事情」の判断は非常に厳格です。
代替手段の提供は銀行の判断によります。
可能な限り、予定された面談に出席することが望ましいです。
対応策として、
・ 面談の日程調整は早めに行う
・ 必要書類を事前に準備する
・ 質問事項をまとめておく
・ 緊急時の連絡先を確認しておく
など、万全の備えを整えましょう。
まとめ
ネット銀行の住宅ローンは、その便利さから多くの人に選ばれています。
ただし、司法書士との対面面談は避けられない重要な手続きです。
やむを得ない事情がある場合、銀行との相談が必要になりますが、基本的にはこの面談を通じて、安全で確実な住宅ローン契約を結ぶことが重要です。
事前の準備と、緊急時の対応策を考えておくことで、スムーズな契約締結につながります。