- 投稿日:2024/10/28
- 更新日:2025/10/11
こんにちは、ざわと申します。
皆さん、ポイ活してますか?
善良なリベシティ住民の皆さんの答えはもちろん、🦁「ポイ活なんてするんじゃねえ!」ですよね。
ても、筆者自身は「ポイ活」に感謝しています。
なぜなら、ポイ活から得られたものが、筆者の今のお金に関するマインドのいわば「原体験」となっているからです。
本記事では、筆者がこれまでどんなポイ活を行なってきたのか、そこから何が得られたのかについて解説したいと思います。
リベでは「毒キノコ」の如く叩かれがち(?)な「ポイ活」ですが、こんな一面もあるんだよ〜ということが伝われば幸いです。
※注意:本記事は「ポイ活」を推奨するものではありません。現在の筆者のスタンスは、学長と同じく「ポイ活なんてするんじゃねえ!」です。ポイント「だけ」にこだわることは、貧乏谷への道まっしぐらです。
出典:リベシティ公式図解
結論
筆者はポイ活を通じて、以下の3つのもの・気づきを得られました。
・「お金を大事にする」マインド
・多少のポイント
・ポイ活は「時間単価」を考えると割に合わない
今までどんなポイ活をやっていた?
小学生〜高校生
筆者は小学生の頃から、PCを親と共有で使える環境でした。
その中で、当時小遣いの少なかった筆者が「お小遣いを増やすぞ!」と張り切って参加していたのが、
・アンケートサイト(「マクロミル」)
・ポイントサイト(「げん玉」)
でした。この2サイトは、筆者の「ポイ活」の原点とも言えるサイトです。ちなみに両サイトとも、20年近く経った今でも現役です。すごいですね。
アンケートサイトでは、細々としたアンケートに答え続けて、500円分貯まったら図書カードと交換、ポイントサイトでは、片っ端から「会員登録すると◯◯ポイント」みたいな案件をこなしていき、500ポイント貯まったら口座振り込み、といったことを繰り返していました。
今思うと、会員登録系の案件で平気で個人情報をばら撒きまくっていたのはかなり恐ろしいですね…
流石に「個人情報ばら撒き」は高校生の頃にはもうやめていましたが、アンケートサイトでの小遣い稼ぎはちまちま進めていました。
大学生〜社会人なりたて
大学生になると、初めてのクレジットカードを持ちました。そう、「楽天カード」です。楽天コンボの記念すべき1コンボ目ですね。
また、「PayPay」を初めとするQR決済が次々と始まり、様々なキャンペーンが行われました。
この時は以下のようなポイ活を行っていました。
・楽天ポイントクラブで色々なキャンペーンにエントリー
・楽天ポイントスクリーンで「1クリックで1ポイントゲット」をひたすらクリック
・キャッシュレスのキャンペーン(20%還元等)に片っ端から参加
・あらゆるお店で、最適な決済方法を比較検討
この影響で、ほとんどのQR決済サービスを始め、クレジットカードやプリペイドカードを何枚も作成しました。ちなみに、そのほとんどは既に解約・処分しています。
出典:キャッシュレス・ポイント還元事業(2019年10月~2020年6月)
そういえば国をあげてこんなキャンペーンもありましたね。一消費者としては良い時期でした。
これらのポイ活を通じて、
・ゲーム感覚でポイントや「キャンペーンの還元」を集めていく楽しさ
・お得に買い物したり日々の支払いを済ませることの快感
に味を占めていく、ざわ青年なのでした。
社会人になってからは、実家を出て初めての1人暮らし開始ということもあり、また「ポイ活の楽しさ」の延長線上で、1人暮らしの自分の家計もなるべく黒字にしていこう、という正しい(?)使命感に駆られ、日頃からお得な情報を調べる中で、
・マネーフォワード導入
・格安SIMへの乗り換え
・自動車保険、火災保険以外の民間保険には一切入らない
・ふるさと納税を始める
といった、リベでいう「貯める力」の宿題リストにあるような家計管理を始めていました。なお、この時はリベのことを一切知らない頃です。
そしてあの「コロナ禍」を機に、楽天証券でオルカン積立投資を始めました。
この時点で、リベに出会うまでまだ後4年ほどかかりますが、今の筆者の「貯める力」「増やす力」の基礎はこの時点で完成していました。
現在
今年(2024年)に入ってからリベに出会い、いわゆる「ポイ活」の中でも、普段使うクレカ使用時に勝手にポイントがつくのは除いて、脳のリソースを割く必要のあるポイ活は一切やめました。
「ポイ活」から得られたもの
得られたもの①:「お金を大事にする」マインド
上記の通り、筆者が「ポイ活」をしていた大元の理由は、「日々の生活をお得にすることの楽しさ」からくるものでした。
それらの活動から、「よりお金を大事にしよう」というマインドが醸成されていき、リベでいう「貯める力」「増やす力」の宿題リストに書かれているようなことを自主的に始めていました。
結果的に、リベに出会ってから知った、「装備品リスト」や「宿題リスト」の多くが(出会った時点で)既に完了していたり、リベで推奨されている数々の取り組みに対して、抵抗感を持たずに取り組むことができたのではないかと思います。
ただ一方で、「少々遠回りだったな」というのが今の感想です。
最初から「宿題リスト」をやっていれば、「ポイ活」を経由せずとも、家計管理の重要性を理解することができますからね。
得られたもの②:多少のポイント
今までに「ポイ活」でどれくらいポイントが貰えたかを全て計算するのは不可能なので、代表例として、今までの通算獲得ポイントを見れる「楽天ポイント」がどれくらい貯まったのか紹介します。
約6年かけて集まったポイントがこれくらいです。なんともいえない数字ですね。笑
筆者は必死に楽天ポイントを集めていたというわけではありませんが、少なくとも学長のいう「ポイ活でお金持ちになった人はいない」の意味が少し分かるのではないでしょうか。
よっぽど家計管理や投資で築いた資産の方が大きいですよね。
得られたもの③:ポイ活は「時間単価」を考えると割に合わない
例えば、よくあったキャンペーンの中に、「◯◯Payを使うと最大20%還元!(還元上限1000円)」みたいなのがありますよね。
出典:【自治体キャンペーン】埼玉県 新座市の対象店舗でau PAYを使うとお支払いの最大20%が戻ってくる(2024年9月1日~)
例えとして引っ張ってきたものなので、特にau PAYや新座市に恨みがあるというわけではありません。笑
このキャンペーンで得られるポイント(還元額)は1000円ですが、
・お得なキャンペーンについて調べる
・キャンペーン対象のキャッシュレス決済を始める
・「何処で」「いくら」使うかを考える
・還元されたポイントをまたどこで使うか考える
など、トータルでかなりの時間、脳のリソースを奪われます。
還元額は、その時間に見合っていますか?
ただ、これは実際にポイ活していると、意外と気づかない部分でもあると思います。実際にポイ活をしっかりやった経験、またリベでの教えから気付いた部分ですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
筆者の場合、結果的に「ポイ活」が人生を良い方向に向かわせてくれたと思っていますが、「木を見て森を見ず」のことわざの通り、少ないポイントに気を取られて、もっと大きな影響のある家計管理や投資を行わないのは、筋が悪い選択だと今は思えます。
今から家計管理を進める皆さんは、ポイ活なんかに気を取られず、素直に宿題リストを進めていきましょう。
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ここまでお読みいただきありがとうございました。
