- 投稿日:2024/10/31

純米酒は、日本酒の中でも特に人気が高い種類の一つ。初心者から通まで楽しめる豊かな味わいが魅力です。今回は、純米酒の基本的な定義やその特徴、他の日本酒との違いについて解説します。
純米酒の定義
純米酒とは、「米、米麹、水のみで造られた日本酒」 のことを指します。特に特徴的なのは「醸造アルコール」を添加しない点です(いわゆるアル添)。醸造アルコールが入らないため、米そのものの味わいや香りがそのまま生かされ、旨みとコクがしっかりと感じられるのが特徴です。
純米酒の味わい
純米酒は、米本来の旨みと豊かなコクをしっかりと感じられる、力強い味わいが特徴です。通常、温度によっても風味が変化しやすく、燗(かん)にして温めることでさらに旨みが引き立ちます。一方で、冷やして飲むとスッキリとした風味が際立ち、食中酒として幅広い料理に合わせやすいのも魅力です。
純米酒と他の日本酒との違い
日本酒は大きく分けて「純米系」と「本醸造系」に分類されます。本醸造酒や吟醸酒、大吟醸酒は「醸造アルコール」を加えることで、軽やかな香りや口当たりを実現しているのに対し、純米酒は米のみで造るため、米の風味が豊かに残ります。よく勘違いされるのは、純米と違い醸造アルコールを添加すると不純物を混ぜるため不味いと思われがちですが、決してそんなことはありません。それぞれの異なった特徴があるだけなのです。純米酒は食べ応えのある料理や味が濃い料理と相性が良く、食事と一緒に楽しむのにも適しています。

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