- 投稿日:2024/11/04
- 更新日:2025/10/01

初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
今回はサラ・フライヤー著「インスタグラム 野望の果ての真実」2021年発行をつまみ食いします。まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。
著者:サラ・フライヤー
ブルームバーグ誌シニア記者。サンフランシスコを拠点にフェイスブック、インスタグラム、ツイッター等の創業者らを取材し、巻頭記事を多数執筆。『インスタグラム』は、初の単著ながら英語圏の名だたる報道機関の年間ベストブック賞を受賞し、世界20か国語で刊行が決定している。
会社の補足
Instagram(インスタグラム):2012年にFacebookが約10億ドルでInstagramの開発会社を買収し、両方がFacebookのサービスとなった。
インスタグラム創業者はケビン・シストロム
出典:Wikipedia
2022年時点で、世界で10億人を超えるユーザーを抱えるインスタグラムをつくり上げた人物。
「私は、コードの書き方がわかるくらい危ないヤツであると同時に、会社を売れるくらい人付き合いもできる人間なのだと表現したいですね。起業家として最高の組合せだと思います」ーケビン・シストロム
サラ・フライヤー著「インスタグラム 野望の果ての真実」
Instagram(インスタグラム)の始まり
画像
https://about.meta.com/ja/brand/resources/instagram/instagram-brand/
身長195センチの長身、角張った顔に焦げ茶の髪、軽い斜視のケビン・シストロムは、2005年、うわさのザッカーバーグに会うことができた。
サラ・フライヤー著「インスタグラム 野望の果ての真実」
起業への道のり
バーブンというアプリもリリースした。大好きなケンタッキー州のバーボン・ウイスキーにちなんで命名したサイトで、シストロムの生活スタイルにぴったりのものだった。
サラ・フライヤー著「インスタグラム 野望の果ての真実」
ケビン・シストロムは、スタンフォード大学在学中から数々の著名な起業家と接点を持ち、影響を受ける。
シストロムはフェイスブックやツイッター、グーグルの創業者たちは天才ではあっても、自分と同じ不安を抱え、先が見えないままに手探りで進んでいることを知る。🧐
始めは旅のノウハウを共有するウェブサイト
ネクストストップ社のプロダクトマネジャーとして働く。
⇒ モバイルアプリ作成のスキルを身につけるきっかけに。
仕事をするなら、その業界で働いてみる。🧐
夜や週末にはカフェでスマートフォン向けのアプリをつくるようになり、「インスタグラム」の原型となるアプリ「バーブン」を開発する。
参考 外部サイト
https://time-space.kddi.com/special/it_superstar/20150127.html
⇒ 周囲から学び、まずは夢を具体化した。
写真の投稿などもできるアプリ「バーブン」は当初注目を集めましたが、限界を感じて改良を重ねることになる。🧐
仲間との出会いが変えた方向性
「一番のリスクは、きみがひとりで創業しようとしていることだ。そういう会社には、基本的に投資しないことにしている」
サラ・フライヤー著「インスタグラム 野望の果ての真実」
共同創業者クリーガーとの出会い
シストロムはバーブンの改善に限界を感じ、アドバイスをもらいながら新たな方向性を模索していた。🤔
改善のための資金獲得でマーク・アンドリーセン(ネットスケープ創業者)に会う。
そこで出資のための条件が、「1人で創業しようとしている会社には基本的に投資しない」というものだった。
⇒ 創業者に間違っていると苦言を呈する人もいなければ、もっとこうした方がいいとアイデアを出す人もいない会社には限界がある。という投資家からのアドバイスを受ける😎
後に共同創業者となるスタンフォード大学の2年後輩のマイク・クリーガーとチームを組むことを決意。
仲間と共に試行錯誤を重ね、シンプルで使いやすい写真共有アプリ「インスタグラム」を作り上げていく。
⇒ 「人に会う」が成功のカギに。😎
インスタグラムへの改良
素人でも「いい写真」をアップしたい
サラ・フライヤー著「インスタグラム 野望の果ての真実」
ユーザー目線での改善
シストロムとクリーガーは、周囲の意見やフィードバックを積極的に取り入れることから始めた。🧐
まず、試作品バーブンにはいくつもの機能があったが、人気のあるのは3つ。
①自分がどこに行くかを公開しておくと、友人が合流してくる機能。
②バーブンを使うとバーチャルなご褒美がもらえる機能。
③写真投稿機能。
⇒ 検討した2人は「写真には可能性がある」と考えた。
そこで、人気機能に絞った新しいアプリを試してもらうことに。🤔
試作第一号は「スコッチ」と名付けられますが、それを使ったところ、シストロムはのちに妻となるニコール・シュッツから「自分は使わない」と言われてしまいます。理由は「写真が良くない。見劣りする」というものでした。シストロムがスマホの限界について話し、写真をよく見せるにはフィルターアプリが欠かせないと説明したところ、シュッツに「だったら、あなたもフィルターを用意すればいいのに」と言われます。これが転機となりました。
「インスタグラム 野望の果ての真実」サラ・フライヤー著「インスタグラム 野望の果ての真実」
試作アプリ「スコッチ」の出来に対する批評を真摯に受け止め、写真の見栄えを向上させるフィルター機能を開発。
シストロムの最初のアイデア「バーブン」とは異なっていたが、共同創業者や友人たちの対話や批判を真摯に受け止めることで、最高のアイデアへと進化させた。🤔
この機能が、インスタグラムを瞬く間に人気アプリへと成長させた。
⇒ 利用者の視点を取り入れた改善を積み重ねる。
2010年10月、公開されたインスタグラムはまたたく間に大ヒット!😎
小さな改善が大きな進化をもたらし、多くの人々に支持されるサービスへと変わった。😆
まとめ
⇒ ユーザーに合った改善、改良の重要性を、シストロムの挑戦から学ぼう。
「思い切ってチャンスをつかみ、世の中にとって価値のあるなにかを作り、さらに、それを使って、社会的な意味で恩返しするのが大事なのだと思います。成長することができて、大きな価値を持つなにか、です。我々はそうしたいと思ってがんばりました。善の力になりたい、と」
サラ・フライヤー著「インスタグラム 野望の果ての真実」
必要になるのは、「人」と、「人の声に耳を傾けること」。
足りないところや悪いところを教えてくれる人が周りにいてこそ、小さなアイデアは最高のアイデアになる。
「人に会う」は人間だけでなく、商品やサービスも同じ!会うことで変化や改良できる!😆
注意しなければならないのは、人に会う前にサービスや商品を用意していること!まずは試作品やアイデアを用意しよう!
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!😆