- 投稿日:2024/11/02

歯科医院で治療する歯周病も内科などで治療する糖尿病もよく聞く病名ですよね。実はこの二つには相関関係があるんです。
糖尿病が悪化すると、口が乾燥し、菌が繁殖します。そして唾液の中には糖が多いため口の中がネバネバし、「プラーク」といわれる細菌の集まった粘着性のある物質が着きます。他にも血管へのダメージにより抵抗力が下り、歯茎の腫れなども起きます。
歯周病が悪化すると、炎症によりインスリンが効きにくくなったり、抜歯や食べにくさから食事に支障が出るため血糖値などの数値が安定しない場合があります。
逆に糖尿病の食事制限等内科的治療をしたことで、歯周ポケットが浅くなり、歯肉の出血の減少や、全体の炎症が改善されることもあります。
では歯科治療も、歯石除去などをガンガンやっていけば良いのかというとそうでもありません。 糖尿病は傷が治りにくく、出血すると菌が体内に入りやすくなるため注意が必要です。
そのためかかりつけ医と連携し治療をすすめ、継続的なメンテナンスをまめにされることが理想です。

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