- 投稿日:2024/11/04
- 更新日:2025/09/29

はじめに
学長ライブでも時々登場する化石、文鎮のスマホ。
事情があってスマホ回線を格安SIMには切り替えられないけど、副業などの仕事道具として最新スマホに変えたいという方もいらっしゃると思いますので注意点を説明します。
なお、スマホ本体はドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアで購入するよりも、Apple Storeや量販店でSIMフリー版のスマホ端末を購入するほうが購入金額を抑えることができますよ。
結論
※①が特に重要で本記事で一番伝えたいことでもあります。
①auの4G回線プランを契約されている方は、5G対応スマホにSIMカードを差し替えても5G対応スマホは使用不可(料金プランを4Gプランから5Gプランに変更する必要あり)
②ドコモ、ソフトバンクの4G回線プランを契約されている方は、保証やサポートされていないものの5G対応スマホは使用可能
③どのキャリアでも5G回線プラン契約されている方はSIMカードの入れ替えのみで5G対応スマホは使用可能
※本投稿は中級者向けの内容であり、すべての方のスマホ契約内容や使用機種に適用できるわけではありません。ご自身の契約内容などをもとにキャリアのサポート窓口に最新機種に切り替え可能かご相談ください。その際、「使用できるけどサポートできない」と言われる場合がありますが、建前的にもサポートできないと言っておかないと万が一トラブルが発生したときに問題ためです。気にせず「自己責任で使用するのでサポート不要」というスタンスを貫きましょう!
事前確認
auを契約されている方は特に注意が必要です。何ごとも準備が肝心なので確認していきましょう。
ご自身が契約している契約プランを確認
ドコモやソフトバンクの5Gプランや4Gプランを使用されている方は問題ありません。ドコモやソフトバンクとしては4Gプランのまま5Gスマホを使用することは保証していませんが、ネット上で特段トラブルは見つかりませんし、私自身もトラブルなしです。
SIMカードをSIMフリースマホに差し替えることで使用可能となります。
auかつ4Gプランを契約されている場合は契約変更が必要
4Gプランを契約しているSIMカードを5G対応スマホに差しても使用できません。料金プランを5Gプランに契約変更とSIMカード交換が必要なため、ドコモやソフトバンクと比べてハードルが高くなります。主に下記どちらかでの対応となります。
①料金プランを5Gプランに変更
auショップでSIMフリー5Gスマホを使用したい旨を伝え、5Gプランに契約変更してください。5Gプランに変更後、SIMカードが再発行されますので、6G対応スマホに入れると使用可能となります。
この際、SIMカード交換料で3,850円(1回だけ発生)、プラン変更で最低限でも「スマホミニプラン 5G」のデータ量1G未満の利用で月額3,465円掛かります。どのプランが良いかは現状の利用実績をもとに検討されてください。
②auショップで5Gスマホに機種変更
この方法はメリットがありません。①を行うには敷居が高い・難しいと思われる方が②を選択されると思います。不安に対する安心やサポートを受けるためには費用がキャリアで購入するスマホ端末の価格に反映されて高くなっています。
少しの勇気でスマホ端末価格を抑えることができますので、①を検討されてみてください。実際にスマホや料金プランなどがよくわからない方でも一人でauショップに行って無事手続きできていました。
最新SIMフリースマホへの切り替え
現在の料金プランなどの確認は終わりましたか?ここまで問題なく進んできた方は次に最新SIMフリースマホ(5G対応スマホ)の準備です。
最新スマホ(5G対応スマホ)を購入/準備
iPhoneの場合、Apple Storeまたは価格ドットコムなどで最新のSIMフリースマホを購入してください。中古品やフリマでの購入おすすめできません。
Androidの場合も最新のSIMフリースマホを購入すれば動作は問題無いと思います。ただ、Androidは費用と性能がピンキリなのでiPhoneと同じ価格帯のものを購入されることを強くおすすめします。
SIMカードの差し替え
ここまでくれば、あとはSIMカードを新しいスマホに差し替えるだけです。
iPhoneの場合は下記ページを参考に差し替えてください。
https://support.apple.com/ja-jp/109357
どのスマホでも共通して「SIM 取り出しツール(ピン)」を本体のSIMカードの差し込み穴に差し込み、取り出したSIMカードを現在のスマホから新しいスマホに差し替えるだけです。
※SIMカードを差し替える時にICチップ部分は素手で触らず、手袋などで扱うようにしましょう。
SIMフリースマホで使用可能な対象料金プラン例
ドコモの場合
料金プラン:ギガホ プレミア、ギガホ ライト、ギガホ、ケータイプラン
iPhone本体:iPhone 12以降、iPhone SE第3世代以降
※現在の契約がパケットプランに未加入のまま(従量課金制のまま)で、スマホを使用すると従量課金のため高額請求が発生します。必ず現在の契約の通信料金に上限があること(青天井にならないこと)を確認してください。
補足
・本記事ではあくまでドコモ、au、ソフトバンクの主要キャリアのSIMカードの使用を想定しています。格安SIMブランドのSIMカードを使用する場合はAPN設定が必要となる場合がありますので、格安SIMブランドのホームページで設定方法を確認してください。