- 投稿日:2024/11/09
- 更新日:2025/09/30

はじめに
こんにちは、現役保育士のはっちです!
今回は、忙しい毎日でも子どもとふれ合い、愛情を伝えるための簡単な方法をお伝えしたいと思います!
「みなさんは、1日の中でどのくらい子どもと関わっていますか?」
仕事や家事で精一杯頑張っているパパママにとって、時間を取るのはそう簡単ではありませんよね。
でも、短い時間でもお子さんにしっかり愛情を伝えることは可能なんです!今回の記事をぜひ参考にしてみてくださいね!
愛情不足が引き起こすこととは?
まず、愛情不足が子どもにどのような影響を与えるか、考えてみましょう。
愛情が不足すると、以下のような問題が起こりやすくなります。
①自己肯定感が低くなる
自分に自信が持てなくなり、不安や満たされない気持ちが増していきます。
これが長く続くと、自立心の成長が遅れ、過度に他人に依存しやすくなることがあります。
②情緒が不安定になる
感情の起伏が激しくなり、些細なことで感情が爆発してしまうことがあります。
感情を上手にコントロールする力が育たないため、友だちとのトラブルや自己表現の難しさにつながることも多いです。
③集中力や記憶力の低下
愛情不足は子どもの認知機能にも影響します。
集中力が続かず、学びの機会を逃してしまうことが増え、記憶力や問題解決力にも影響が出ることがあります。
これは影響を与える一部分ですが、これだけでも愛情不足が大きな影響を与えることはわかりますよね。
私の保育園でも、親と十分なコミュニケーションが取れていない子どもは、泣き続けたり、物に当たったりと、さまざまな行動で不安を表現することが多いです。
もちろん、生活のために仕事を優先しなければならないことも多いことは理解しております。
そんな忙しい中でもできる範囲で愛情を伝える方法がありますので、もし参考になるものがあれば実践してみてください。
それではここから、具体的な愛情表現のアイディアをご紹介します。
愛情表現のアイディア
以下のような簡単な方法で、毎日子どもに愛情を伝えてみてください!
①ぎゅーっとハグタイム!
1日1回はしっかりとハグをする時間を取りましょう!
ハグは子どもにとって安心感を感じられるスキンシップです。
朝の「行ってきます」のハグ、寝る前の「おやすみ」のハグなど、毎日同じタイミングで行うと、子どもにとって「愛されている実感」を得る瞬間となります。
ぬくもりだけでも伝わるものがたくさんあります!
②大好きメッセージ!
「大好きだよ」などの言葉で気持ちを伝えましょう!
子どもに愛情を言葉で伝えるのも大切です。「大好きだよ」「○○がいるから、ママ(パパ)は幸せだよ」などの言葉は、子どもに安心感を与えます。
大事なのは、心からの気持ちで伝えることです。
子どもは親の気持ちを敏感に感じ取るので、気持ちを込めて伝えてみてくださいね!
③お膝で独り占めタイム!
10分でも時間が取れるなら膝に乗せてコミュニケーションを取りましょう!
忙しい中でも、毎日少しでも子どもと一対一の時間を過ごすことが大切です。
膝に乗せておしゃべりをしたり、絵本を一緒に読んだりすることで、子どもは「自分だけの時間」と感じられます。
もし兄弟がいる場合も、できるだけ一人ずつの時間を確保するように心がけると、一人ひとりが愛されている実感を持ちやすくなりますよ!
以上取り組みやすいものを3つ紹介しました!
大事なのは日々、継続して行うことです。
愛情を感じられないと愛されているか不安になり、何事にも取り組む余裕がなくなります。
毎日短時間でも上記の方法等を試すと、安心感や自信を得て周りを見る余裕が生まれてきます。そうなるとさまざまなことにも挑戦しだすようになりますよ!
単身赴任など状況的に難しい場合もあるかと思いますが、電話で気持ちを伝えるなどぜひ実践してみてくださいね。
おわりに
私自身も保育士として、愛情を持って子どもたちに接していますが、保育士は親の代わりにはなれません。
というのも子どもにとって親からの愛情は特別で、他の誰にも代わることができないからです。
というわけでこれらの方法を一つでも日常に取り入れて、お子さんとの愛情表現に役立ててみてください!
またわたしの家庭ではこうやってコミュニケーションを取っているなど素敵なアイディアがあればぜひ教えてください😊
最後に、保育士視点からお伝えさせていただきましたが、もし不快に感じた方がいらしたら申し訳ありません。皆さんが、無理のない範囲でお子さんに愛情を伝えるサポートができればと願っています。