- 投稿日:2024/11/06
- 更新日:2025/10/01

メルカリ売買100以上&高評価でも戸惑った…
メルカリを利用してはや数ヶ月。
こんなに簡単に売れて、しかも本などは中古買取業者に売るより10倍以上の価格で売れることもしばしば。
しかも、匿名でのやり取りが可能。
メルカリのプラットフォーム、すばらしい!
メルカリは我が家の断捨離になくてはならないツールとなりました。
先日、親族がとある事情で引っ越すことになり、
「置いていく荷物は、業者に引き取ってもらうつもりなので、必要なものがあれば持っていってほしい」
と言われ、めぼしいものを回収しにいきました。
その中にあったのが、折り畳み自転車。
調べてみると、BD-1という高価で人気のある自転車でした。
定価では、20万円くらいするようです。
折りたたむとコンパクトに。
家で使ってもいいかな、ともらってきたのですが、現在使っている物で十分なため、結局メルカリに出すことにしました。
この大きさのものを発送したことはありませんが、メルカリには、
「梱包・発送たのメル便」というサービスもあります。
メルカリでは、売り買いともに経験があったので、いつものつもりで出品したところ、初めてのことに出くわし、戸惑うことに……。
知らなかったこと、その解決策を共有します。
自転車ほか、大きなものを売る際の参考になれば嬉しいです。
自転車を売るときの注意点
いつもと同じように売りに出したところ、いつもとは倍のコメントがつきました。そのどれもが、これまでにないものでした。
それらをご紹介します。
✅ 「防犯登録の解除」or「譲渡証明書」が必要
「コメント失礼いたします。 こちら防犯登録の解除対応は可能ですか?」
「譲渡証明書はいただけるのでしょうか。」
購入検討者からのコメント
そういえば、自転車は購入したとき防犯登録をしますね。
パプちゃん(perplexity AI)に聞いてみました。
自分の自転車を売るときに必要なことは…
・・・(中略)
必要書類の準備防犯登録の解除: 自転車の防犯登録を解除し、新しい持ち主が登録できるようにします。譲渡証明書を作成することも必要です。
・・・(後略)
パプちゃん(perplexity AI)の回答
なるほど。
親族に確認したところ、譲渡証明書はこちらで作ってほしいとのこと。教えてもらった下記のサイトでダウンロードし、親族に代わって必要事項を書き込みました。
一般社団法人 東京都自転車商防犯協力協会
https://bouhan-net.com/regist/presented/
これがあれば、防犯登録の解除は買い主サイドでできるようです。
【対策】→ 譲渡証明書を用意する
✅ 「現車確認」「直接受け渡し」「値段交渉」の可否を訊かれる
「**様の最寄り駅での引き取り可能でしょうか?」
「最寄り駅で 現車確認 値段交渉可能でしょうか?希望金額は*万です」
購入検討者からのコメント
メルカリの良さは、取引の手間がかからないこと。
でも、自転車などの大物の場合は、梱包する手間や配送料をかけないために、こうしたことがよく行われているようです。
また、数万円〜の高価な取引となるため、実際にみて現況を確認したい、といった要望もあるようです。
ちなみに、メルカリでは、直接引き渡しはOKですが、決済はメルカリ指定の方法に限定しています。
直接引き渡していいですか?「手渡しを強要する行為」は禁止していますが、双方の合意がある場合は直接引き渡していただいて問題ありません。ただし、「メルカリで用意された以外の決済方法を促す行為」は禁止しているため、自動車を引き渡す際に商品代金を直接支払わないようご注意ください。
手数料を浮かせようと画策する人がいるのかもしれません。
実際、コメントの中には「手元**円」などの隠語(?)などでの交渉もありました。
梱包する手間や配送料を考えて、直接引き渡しや、自分で梱包&配送することも検討しました。
ですが、結局、以下の理由から避けました。
・直に会って交渉するのも手間(顔や連絡先を相手に伝えることに)。
・万一トラブルになったら面倒で。
・不十分な梱包で配送中に破損などがあった場合、やっかい
結果として、当初の予定通り「梱包・発送たのメル便」(5,000円)を利用しました。
【対策】→ 手間やトラブルを避けるなら「梱包・発送たのメル便」
✅ 「梱包・発送たのメル便」は事前の設定が必要
これまでは、メルカリで商品を発送するときは、サイズの小さい順から、下記を利用していました。
ゆうパケットポストミニ 〜 宅急便
(メルカリ:配送方法早わかり表を参照ください)
そして、これらは商品が売れた後でも変更が可能でした(紙でもらったガイドブックにも書いてありました↓)
※発送方法は、商品が売れた後でも変更可能です
『みんなのメルカリ教室』2023年8月31日 第8刷 編集・発行:株式会社メルカリ
今回も、そのつもりでいたところ、自転車が売れた後に「梱包・発送たのメル便」に変更しようとしたのですが、できません。
いろいろ調べたところ、ネット上で以下の記述を発見。↓
配送方法を変更したい…(中略)
※取引開始後に梱包・発送たのメル便への変更はできません
メルカリヘルプセンター
えー。
紙のガイドブック『みんなのメルカリ教室』(2023年8月版)には見当たらない記述です。
内容が変更された模様。
結局、購入者に連絡をして事情を伝え、取引をキャンセルさせてもらい、
「梱包・配送たのメル便」に設定してから再出品。
その後、無事、当初の方に購入されました。
【対策】→ 「梱包・発送たのメル便」は事前の設定を!
設定し忘れた際は、キャンセルして再出品
まとめ&その他のトラブル回避のコツ
初めてで戸惑うことはあったものの、一つずつ解決。
無事、数万円の収益となりました。
今回のことで学んだ「自転車を売るときの注意事項」は、以下の3つ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 譲渡証明書を用意する
2 手間やトラブルを避けるなら「梱包・発送たのメル便」
3 「梱包・発送たのメル便」は事前の設定を!
設定し忘れた際は、キャンセルして再出品
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちなみに、以前、別の商品を購入され「SOLD」となった後で、先方から追加で確認をされた結果、「思っていた商品と違った」とのことで、キャンセルを受け入れたことがあります。
このとき、先方がメルカリへ連絡するというので任せたところ、メルカリ側から、
「キャンセルは、ペナルティなるので以後気をつけるように」
と注意を受けたことがあります。
それ以後は、商品説明欄に以下の文言を追加しました。
*ご納得いただいてからご購入ください(購入後の確認やキャンセルは、ご遠慮ください)。
……(中略)
ご質問や画像の追加リクエストなどは、お知らせください。
メルカリのプロフィール欄
今回は、キャンセルにあたって購入者に事情を説明したのち、以下のように、こちらからメルカリへキャンセルの説明と申請をしました。
「たのメル便への変更ができなかったので、取引をキャンセルして再度出品したい」
取引キャンセルを申請する際の理由
事実をそのまま理由としてあげたところ、特にペナルティの注意はなく、すんなりキャンセルできました。
おそらく、「梱包・配送たのメル便」で、同様の事情でのキャンセルがあるのだと思います。
トラブルを回避して、無事に取引をするための参考になれば、幸いです!