- 投稿日:2024/11/16
- 更新日:2024/11/17

損小利大とは
「損小利大」とは、「損失の確定は早く行い、利益の確定は遅くするべき」という相場の格言です。
このような格言が存在するということは、逆に言えば、投資家は、反対の「コツコツ、ドカン」の取引をしがちであるということでしょう。「コツコツ、ドカン」とは、小さな利益をコツコツ積み重ねた後に、ドカンと大損して、結局、収支がマイナスになる現象です。
経済学の実証研究により、世界中の投資家が「コツコツ、ドカン」をしており、損小利大を行うことで、パフォーマンスが改善すること確認されています。
「コツコツ、ドカン」の心理学
「コツコツ、ドカン」の背後にあるバイアスは、行動経済学において、ディスポジション効果と呼ばれています。ディスポジション効果は、利益が出ている株を売り、損失が出ている株を持ち続ける傾向のことです。
ディスポジション効果は、米国や日本を初め、中国、台湾、フィンランドなど、各国の株式市場で確認されています(なお、リンク先は英文ですので、ご関心のある方は、AIに要約してもらうと楽だと思います)。

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