- 投稿日:2024/11/11
- 更新日:2025/09/29

私は生理が嫌いです。
理由はたくさんあります。
✔お腹が痛くなる
✔肌が荒れる
✔情緒不安定になる
✔食欲が増す
✔ナプキンを捨てる行為
✔夜、寝づらい
生理を嫌う理由は、人によって他にもあるかもしれません。
しかし、月経カップを使うことにより、以前より生理が苦痛にならなくなりました。
自分自身が、生理と向き合えるようになったからです。
毎月きてしまう生理、おだやかな気持ちで迎えませんか?
「生理がきた=ナプキンを使う」という選択肢しかない、と思っていませんか?
月経カップを使えば、いいことがあります。
✔ナプキン代が減る
✔環境にやさしい
✔経血量が分かる
✔服の汚れを気にしなくていい
✔頻繁にトイレに行く必要がなくなる
この記事を読めば、月経カップの魅力が分かるようになります。
「月経カップを使う」という選択肢を、一人でも多くの方に伝えたいです。
ぜひ最後までご覧ください。
そもそも月経カップってなに?
月経カップとは、膣内に挿入して生理中の経血を受け止める、カップ型の生理用品です。
ナプキンやタンポンのような使い捨てとは異なり、繰り返し使用できる点が最大の特長です。
月経カップは、欧米では一般的に使用されています。
環境意識が高いので、生理用品の廃棄物問題に対する解決策として注目されてます。
上のグラフは、北アメリカの月経カップの市場規模を表しています。
月経カップの世界市場は、ますます拡大することが予想されています。
世界の月経カップ市場規模は、2023 年に 14 億 3,000 万米ドルと評価され、2024 年の 15 億米ドルから 2032 年には 24 億 8,000 万米ドルに成長すると予測されています。
使い捨てのナプキンやタンポンに代わるエコな選択肢として、月経カップは人気です。
一方、日本ではナプキンやタンポンが主流であり、月経カップに対しては抵抗を感じる女性も多いのが現状です。
生理用品メーカである、ソフィのウェブサイトでは、月経カップの使い方が書かれています。
動画での説明もあり、分かりやすいです。
月経カップとはどんな物なのか、イメージしやすくなります。
月経カップのメリット
私が考える月経カップの魅力は、以下4つです。
1. 繰り返し使用できる、経済的メリット
2. 環境にやさしい、エコな選択肢
3. 健康管理に役立つ
4. 長時間の使用が可能
1. 繰り返し使用できる、経済的メリット
月経カップは購入時に数千円程度の費用がかかるものの、1年以上使用できる耐久性があります。
実際に私は、Amazonで2,400円の月経カップを購入しました。
ナプキンやタンポンを毎月買い続けるコストに比べ、長期的には大幅な節約となります。
2. 環境にやさしい、エコな選択肢
使い捨ての生理用品は、ゴミの量を増やし、環境に悪影響を与えます。
月経カップは再利用できるため、廃棄物の削減に大きく貢献します。
欧米での普及が進んでいる理由は、この環境への配慮にあるからです。
私は子どもが生まれてから、環境問題について考えるようになりました。
子どもたちの未来のために、少しでもエコな取り組みをしたいです。
3. 健康管理に役立つ
月経カップは、膣内に直接経血を溜めるため、自分の月経量を正確に把握できます。
ナプキンを使っていたときでは知らなかった経血量が、今は把握できるようになりました。
月経パターンを把握することで、異常に気付いた場合は、早めに婦人科を受診するきっかけにもなります。
4. 長時間の使用が可能
月経カップは、通常4~8時間程度、経血を溜めることができるため、ナプキンやタンポンのように頻繁に交換する必要がありません。
✔仕事が忙しい人
✔旅行中
✔スポーツをするとき
トイレに行く頻度が少なくて済むため、快適に過ごせる点が魅力です。
月経カップのデメリット
月経カップはメリットが多い一方で、いくつかのデメリットも存在します。
1. 挿入、取り出しの手間
2. サイズ選びの難しさ
また、過去にトキシックショック症候群を発症した方は使用できません。
トキシックショック症候群(TSS)とは、非常に短い時間で重篤な病態を引き起こす敗血症の一種です。TSSはまれな病気ですが、男性、女性や子どもを問わず誰でも短い時間で重篤な病態となる可能性がある病気です。
はじめて月経カップを使用するときは、必ず短時間の使用から試してください。
1. 挿入、取り出しの手間
月経カップは膣内に挿入して使用するため、はじめて使う人にとっては装着に戸惑うことがあります。
私は子どもを出産しましたが、はじめて月経カップを挿入するときは苦労しました。
正しい挿入位置を見つけるのに時間がかかる場合があり、慣れるまで少し練習が必要です。
2. サイズ選びの難しさ
月経カップには、いくつかのサイズがあります。
自分に合ったサイズを選ばなければ、漏れや不快感が発生する可能性があります。
特に、はじめて使用する人にとっては、どのサイズが自分に合っているのか判断するのが難しいです。
口コミを見て、私は「1番小さいサイズのリング型」を購入しました。
はじめて月経カップを使用する方に、おすすめです。
私が月経カップを使うきっかけになった書籍
産後の尿もれがひどく、悩まされていました。
そのときに手にとった、こちらの書籍。
年齢とともに筋肉が衰えるので、膣ケアを大事にしましょう
なんとなくずっと不調なんですが膣ケアで健康になれるって本当ですか?
漫画で読みやすいです。
書籍を読んでから、月経カップを使い始めました。
使い始めて1年が経ちますが、生理が苦痛ではなくなりました。
もっと早くから始めればよかった、と後悔しています。
他にも膣の筋肉を鍛える運動の説明があり、寝る前に膣トレをしています。
女性におすすめの書籍です。
まとめ|「月経カップ」という選択肢を考えてみよう
月経カップは、経済的で環境にやさしい生理用品として、多くのメリットがあります。
1. ナプキン代が減り、経済的である
2. 地球にやさしい
3. 自分の月経量を把握することで、健康管理に役立つ
4. 長時間使用できるので、頻繁にトイレに行く必要がない
一方で、挿入や取り外しの難しさや、膣内に異物を挿入することへの抵抗感といったデメリットがあります。
日本においては、まだ月経カップの使用には抵抗を感じる女性が多いのも事実です。
しかし月経カップ市場の拡大や性教育の充実により、欧米のように一般的になる未来が近いかもしれません。
経済的で、環境にやさしい、月経カップ。
はじめは戸惑うかもしれませんが、「月経カップ」という選択を考えてみませんか?
「月経カップいいかも」と少しでも思えたなら、とても嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。