- 投稿日:2024/11/11

はじめに
近年、子どもの近視は増える一方です。子どもの視力の実態については、文部科学省が実態調査をしています。現在、小学生に2人に1人が近視と診断されています。
近視が進むとどのような問題があるのか
もちろん、メガネやコンタクトレンズが必要となり、それなりに出費がかさみます。子どものメガネは基本的に弱い度数で作成します。度数変更のたびにメガネを作り変える必要があります。よって、大人よりメガネを作り直す機会が多いです。上の図をご参照ください。目の構造を見ていただくと眼軸というものがあります。これは、角膜から網膜までの長さを指します。子どもの目はまだ発達途中、近視が進むとこの眼軸が伸びていきます。
眼軸がのびると??
もちろん、どんどん近視が進みます。進めば進むほどメガネは昭和でいう「瓶底メガネ」となります。メガネ着用者であれば気持ちがわかるでしょうか?メガネが重くなり鼻や耳が痛くなります。
さらに、他の病気も誘発してしまいます。先程の図解を少し戻ってみてください。網膜という場所があります。網膜は目で見ているものを映すスクリーン的な役割です。眼軸のびると、目の形がアメフトボールのような形になってしいます。そうすると、網膜が薄くなります。薄くなるこということは、ビニール袋等を想像してください。薄くなり破れやすくなってしまいますよね?もし、網膜に穴が空いてしまうと”網膜剥離”という病気につながります。網膜剥離は失明にもつながる病気です。こういったことにならないように予防が大事になりますね。

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