- 投稿日:2024/11/13
- 更新日:2024/11/13

ナースという仕事
ナースという仕事が私には向いていないことは
看護学生の頃に気づいていました。
ではなぜ続けていたのか。
それは辞められない理由があったからです。
両親ががんになり、自分が働いている病院に入院し、
たくさんの方に助けて頂きました。
看護学校の先生、先輩、同級生、担当医の先生、病棟の看護師さん、助手さん、同室の患者さん。
だから私は、恩返しをしたいと思い、母が亡くなった後
母が入院していた病棟で働けるように希望を出しました。
がんの患者さんで治療する方、終末期の方が入院する病棟。
大変なのは私ではなく、
バカでどんくさい新人と一緒に働く先輩たちと
危なっかしい新人に身を委ねる患者さんだったと思います。
救急や集中治療室などの経験をし、10年経っていました。
そこで学んだのは、亡くなることは最大の悲しみだけど
障がいを持って生きていくことはもっと大変であるということ。
生きていくことを簡単には辞められない。
その頃は、在宅医療や訪問看護というものはありません。

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