- 投稿日:2024/11/24

「痛みや発熱に効くロキソニンは腎臓に悪いと聞いたけど本当か?」
患者さんからこのような質問を頂きました。
ロキソニン(ロキソプロフェン)は市販薬としても広く使われており、便利で手軽な薬です。
健康かつ頓服で飲む方であれば、そこまで心配する必要はありません。
ただし基礎疾患がある方や高齢の方など、特定のケースでは腎臓に思わぬダメージを与える可能性があることをご存知でしょうか?
この記事では、ロキソニンの腎臓への影響を解説し、安全に使うための具体的なポイントをお伝えします。
ロキソニンの腎臓への影響は?
ロキソニンは非ステロイド系抗炎症剤の一種です。
この薬は炎症や痛みの原因となる「プロスタグランジン」というホルモンの効果を抑えることで効果を発揮します。
このホルモンは本来血圧を下げてくれたり、息苦しいときに呼吸を楽にしてくれるなど、体にとって重要な役割を果たしています。とりわけ腎臓では適切な血流をキープして腎臓を助けてくれるいい奴なのです。

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