- 投稿日:2024/11/23
- 更新日:2025/10/07

疲労を引き起こす要因
疲労感は休息をうまく取れないとき、ストレス過多のときの慢性炎症が原因で起こることがあります。日常生活の中で以下のポイントに気を付け、急激な老化を予防し健康を維持していきましょう!
1. 高カロリーの食事
栄養バランスを欠いた食事は体に負担をかけ、疲労感を悪化させます。食事でも、油、塩分、糖分が多いと血液がドロドロになりやすく腎臓に負担がかかります。野菜、海藻、酢の物など、なるべく消化の働きを助ける食材も意識して召し上がってください!
2. 睡眠不足
睡眠の質が低下すると、回復力が落ちて慢性疲労の原因になりやすいです。睡眠中は、タンパク質の合成や細胞修復に関連する代謝酵素などが活発に働きます。体の修復や再生が行われるため、特に重要なタイミングです。睡眠不足のときは昼寝など仮眠で補いましょう!
3. トランス脂肪酸の摂取
加工食品や揚げ物などに含まれるトランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増加させ、慢性炎症を引き起こす要因とさせています。ドーナッツやフライドポテトなどの摂りすぎには注意です。緑茶やウーロン茶など消化を助けたり、油っぽさを軽減する飲み物を一緒に選ぶと良いです!
4. デジタルデバイスの使用
スマホやパソコンなどの長時間の使用は気を付けましょう。目や脳の疲れを引き起こし、リラックスする時間を奪います。姿勢不良も招き食いしばりにもなりやすいです。寝る1時間前からスマホを見ないよう、寝室は暗くしてゆったりとお過ごしください。
疲労をためないための具体的な方法
人間生きていれば疲労は溜まります。そして人間には自然治癒能力が備わっています。その仕組みを最大限に発揮できる方法を実践してみましょう!
1. 腸内環境を整える
発酵食品(漬物、ヨーグルト、味噌、納豆、キムチ)や食物繊維を多く含む野菜を積極的に摂取してみましょう!麹も流行っていますね!善玉菌は保菌が利かず食べても2週間ほどで排出されていきますので、積極的に発酵食品を意識して食べていきましょう!我が家ではぬか漬けを食べております。
※腸内細菌、腸内環境はご家族でも1人ひとり菌の種類が分かれますので、同じ食材を摂取するのではなく色んな食材を摂取するのが体調管理としてはおすすめです!
2. 自然に触れる
自然に触れることでストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が減少し炎症を抑える効果が得られます。
森林浴では、フィトンチッド(植物が分泌する抗菌物質)の効果により、炎症の緩和に寄与すると考えられています。また、自然の中での時間はリラックス効果が高く、精神的な良い影響がみられ、全身の炎症反応が抑えられるというメカニズムがあります。
実践例
森林浴:週1回程度、1~2時間を森や公園で過ごす。裸足歩行:芝生や土の上を歩くことで地球との接触を増やす(アーシングと呼ばれる)。園芸活動:植物を育てることで土に触れる機会を得る。(良い菌と悪い菌があるので注意)散歩:都市部でも緑道や水辺を選ぶことで効果を感じやすくなります。
3. 友人とのコミュニケーション
親しい人との会話や時間を共有することで、心のストレスを軽減できます。気を使わない人たちとの飲み会とか良いですね!古代中国ではお酒は心の病に処方されていたそうですが、当時の文献ではお酒を処方することは少なかったそうです。ストレスは現代病ですね。
あと、孤独は交感神経が暴れやすく、睡眠の質も低下し、野菜の量も減って栄養状態も悪くなるそうです(ブリガムヤング大学論文より)
親しい方と楽しく笑い合いましょう!
4. ストレスを溜めない工夫
人の悩みの大半は人間関係です。人や環境が変えられなければ自分を変えるしかありません。そこで趣味やリラクゼーション法を取り入れて、日々のストレスを解消していきましょう!推し活や鍼灸治療もおすすめですよ!
以上、心身の調和を保つために、無理をせず、少しずつ改善を心がけましょう!
自己紹介
ひらく頭痛治療:廣木孝志(ヒロキタカシ)
福島県白河市出身/日本健康太極拳協会楊名時八段錦・太極拳師範/鍼灸師
2007に療術業界に助手として活動を開始/2013鍼灸師の国家資格を取得/2022年恵比寿に個室鍼灸院ハリステーションを開業
リベでは養生サークルにて仕事や先人の知恵から得た養生方法を研究し発信しています。リベシティスキルマーケットMeetsでは、鍼灸治療を出品。100件以上の施術を提供。初心者に優しい施術と説明を心がけています。