- 投稿日:2024/11/29
- 更新日:2025/10/01

初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
今回はデビッド・カークパトリック著「フェイスブック 若き天才の野望 5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた」2011年発行をつまみ食いします。まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。
著者:デビッド・カークパトリック
フォーチュン誌で長年にわたりインターネットおよびテクノロジー担当編集主任を務める。同誌では、アップル、IBM、インテル、マイクロソフト、サンをはじめとする数多くのテクノロジー企業に関する特集記事を執筆した。2001年に「フォーチュン・ブレーンストーム会議」を創設し、また最近では、人間のあらゆる活動のための技術革新をテーマに「テコノミー会議」を立ち上げた。
補足出典:Wikipedia
Facebook(フェイスブック)は、世界最大規模のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)で、リアルな知り合いとつながり、交流するためのツール。
2021年10月28日、社名をメタ・プラットフォームズ(商号: Meta)に変更した。
Googleを傘下に持つ、Alphabet、Apple、マイクロソフト、Amazonと並び、アメリカの情報技術産業のビッグ・ファイブを構成する企業の一つであり、世界で最も価値あるブランドの一つとされている。
学生のお遊びレベルから世界的なSNSに成長するまでの過程がよく分かる書籍。
でも後半は長いので要約ぐらいがちょうどよいかも…。
Facebook誕生秘話
ザッカーバーグの少年時代
裕福な家庭とプログラミングへの目覚め
両親とも医者という恵まれた環境で育ったザッカーバーグは、12歳で初めてのパソコンを手にする。
同級生がゲームに熱中する中、自分でゲームを作る楽しさを見出した彼は、早くもプログラミングの才能を開花させた。
⇒ 好奇心が成長の鍵。
高校時代の挑戦「シナプス」
高校時代には音楽再生サイト「シナプス」を友人と立ち上げ、AOLやマイクロソフトから100万ドルの買収オファーを受けるほどの成功を収める。😎
補足:AOL(エーオーエル、Aol.として定型化)は、アメリカ合衆国のインターネット接続サービス・ポータルサイトの名称。
しかし彼は独立性を重視し、この提案を断るという驚くべき決断をしました。🧐
⇒ 独立心旺盛なザッカーバーグらしいエピソード
ハーバード時代の挑戦
プロジェクト12個の背景
2002年、ハーバード大学に入学したザッカーバーグは、大学1年生の半年足らずの間に講義情報ソフトの「コース・マッチ」
美人投票ソフトの「フェイスマッシュ」といったサイトを立ち上げるなど、1年で12個ものプロジェクトを完成させた。🧐
やがてソーシャルネットワークに関心をもつようになる。
「ザ・フェイスブック」の誕生
当時、ハーバード大学は全部の寮の「フェイスブック(ここでは学生同士の交流のために配られる人名録)」を集めてデジタル化すると約束していましたが、一向に進んでいませんでした。🤔
理由はプライバシーへの懸念から。
「それならばユーザーに自分で自分の情報をアップロードさせればいい」
そう考えたザッカーバーグは、ハーバード大学の学生だけが利用できる「ザ・フェイスブック」を、たったの1週間で立ち上げ、公開しています。なんと、2004年2月4日のことです。
⇒ 不満点、解決できる能力が「Facebook」誕生へつながった。
「ザ・フェイスブック」の誕生
シンプルで画期的なSNSは、その評判が他大学にも伝わったことで同年3月には同じく名門校のコロンビア大学やエール大学、スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学へとサービスの対象を広げていく。
わずか1か月で1万人を超える学生を魅了した。😎
どうしてそうなったのか?🤔
実名登録がもたらす信頼性
当時、SNSではフレンドスターやマイペースが先行していましたが、いずれも「匿名で何でもあり」だった。
「ザ・フェイスブック」は、実名と大学のメールアドレスを登録することで信頼性を確保。
他の匿名SNSとの差別化に成功し、ユーザーの安心感を高めました。
⇒ 信頼がユーザーを引き寄せる。
まさに、ネットは「信頼社会」であることを証明している。
「信頼社会」に関する書籍
・「日本の『安心』はなぜ、消えたのか」
山岸俊男 著 2019年発行
そして2004年4月、ザッカーバーグは同級生のダスティン・モスコヴィッツ、エドゥアルド・サベリン、クリス・ヒューズとともに、フロリダ州でザ・フェイスブックを正式に会社登録、拡大に本腰を入れ始めます。
成長の過程での葛藤
ヤフーからの買収提案と決断
2006年、ヤフーから提示された10億ドルの買収提案は、ザッカーバーグとFacebookにとって大きな試練だった。
ザッカーバーグ自身は反対でしたが、社内の空気は「会社を売る」へと大きく傾いていた。
周囲の幹部や投資家は買収を支持する中、彼は拒否した。
「これは大変なお金なんだ。それこそ人生を変えるかもしれないお金だ。だけど僕たちには、これ以上もっと大きく世界を変えるチャンスがある。誰かがこのお金を手にすることが、僕にとって正しい行動とは思えないんだ」
デビッド・カークパトリック著「フェイスブック 若き天才の野望」
社内では噂話が渦巻き、ザッカーバーグの経営手腕に対する不安が高まる。🫣
「こんなことを言うと心配するかもしれないが、ぼくは、仕事を通じて学んでいるんだ」
デビッド・カークパトリック著「フェイスブック 若き天才の野望」
今後も学びながら、経営し続けることを宣言する。
足りないところは走りながら身につけると決めた。😃
若さゆえの経験不足を補うため、経営コーチを雇いながら自己研鑽を続けたザッカーバーグ。
彼は「走りながら学ぶ」という信念を持ち、足りない部分を実践の中で補完していく。
この決断が、Facebookをさらに成長させるターニングポイントとなりました。
⇒ 挑戦の中で成長する姿勢が成功を呼ぶ。
⇒ 長期的視点が道を切り開く。
Facebookの現在と未来
全米から世界へ:拡大の歴史
「ザ・フェイスブック」はハーバード大学からスタートし、1年も経たずに全米の370大学へ拡大。
さらに2005年には高校生、2006年には一般ユーザーへと対象を広げ、爆発的な成長を遂げた。
あっという間に数十億人が利用する世界的SNSとなっていった。
⇒ 進化のカギは柔軟性と信頼。
「メタ」への改名と新たな挑戦
Facebookは2021年に「メタ」へと改名し、次世代インターネット「メタバース」のリーダーを目指す新たな挑戦に乗り出す。
株式を公開、インスタグラムを買収するなどSNSの覇者となったザッカーバーグ。
しかし、ユーザーのプライバシー保護や競争激化といった課題は依然として大きな壁として立ちはだかっている。
⇒ 挑戦を続ける姿勢が未来を創る。
若さと未経験の利点
ザッカーバーグが証明したのは、若さや経験不足が必ずしもマイナスではない。🤔
むしろ、新しい視点や柔軟な発想が変化の激しい業界では大きな武器になる。😊
⇒ 若さを活かし、未来を切り開く。
まとめ
⇒ 若さや未熟さは、新しい挑戦の原動力。
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!😆