- 投稿日:2024/11/28
- 更新日:2025/09/12

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要約
父の退職をきっかけに、10年ほど前から両親の家計管理をサポートしています。「誰も困らず長生きできる家計」を目指して、親の資産が無理なく長持ちするよう努めています。具体的なサポート内容や失敗談などを、数回に分けてご紹介します。
③の続きですが、④だけでも分かる内容となっております。
家計管理サポートを始めたきっかけ
私が実家の家計管理サポートを始めたのは、父が定年退職後、嘱託社員として働きつつ、年金受給を開始した後のことです。母から「父は働いてるのに、給料を家に入れない(独り占めしている)」と相談があり、初めて親の家計に足を踏み入れました。それまでは母が管理しており、派手さはないものの、給料はあるだけ全部使ってしまうタイプで、借金は無いけど貯金もあまり無いという状態でした。母は退職金で将来何とかなると考えていたようです。
父は「年金があるから生活費はまかなえる。これからは自分のために稼ぎたい」との意向でした。年金受給額を聞くと、確かに老夫婦が生活するのに十分な額です。実家はローン完済で、娘二人は独立しています。これ以上父が生活費のために働く必要はないと感じました。姉にも相談したところ、私と同意見でしたので、家族内の意見として「父が嘱託社員として得る給料は、すべて父個人のものとする(ただし関連する社会保険料や税金も父が負担する)」という方針に決まりました。

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