- 投稿日:2024/12/01
- 更新日:2025/05/28

限度額認定証を利用した窓口負担の基礎的な例
限度額認定証の区分は、70歳未満の「ウ」とし、話を簡略化するために限度額が80,100円の場合を考えます。すべて同じ月内での負担について解説します。
▼① A病院で入院した場合
窓口負担は限度額「ウ」に該当するため、80,100円となります。
これは基本的な例なので、混乱する方は少ないでしょう。ここから少しずつ複雑にしていきます。
▼② A病院を退院後、A病院の外来を受診し、自己負担限度額(80,100円)まで支払った場合(同月内)
①の80,100円(入院)と、外来の80,100円で合計160,200円を支払うケースです。
「ちょっと待って!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
限度額は80,100円なのに、なぜ160,200円も支払うのか?
この理由は、同一病院でも「入院」と「外来」は、それぞれ限度額まで一旦負担する必要があるからです。
さらに、医科と歯科が併設されている医療機関の場合、次のような極端なケースも発生します

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