- 投稿日:2024/12/01
- 更新日:2024/12/30

①対比で笑う
落語っちゅうもんは「対比」を使こて笑いをつくることが多いんや。
「達人」と「阿保」、「大人」と「子ども」、「男」と「女」みたいに、ええ具合に違いを際立たせて、そのギャップから笑いが生まれるっちゅうわけやな。
これ、普段の生活でもよう見かけることやから、聞いてる方も自然におもろう感じるんやと思うわ。
②「達人」と「阿保」
たとえばやで、「達人」と「阿保」の対比がよう出てくるんは、仕込みとバラシのパターンや。
「看板のピン」に出てくる阿保の兄ちゃんがええ例やけど、伝説の賭博師になろ思て真似事するんやけど、結局、自分のアホさがバレてドカーン!と落ちてまう。
こういうのが達人のカッコ良さと阿保の滑稽さをよう引き立てて、聞いてる方は腹抱えて笑うわけや。
③対比の機能
この「対比」っちゅうのは、ただおもろいだけやのうて、話をわかりやすくするのにもめっちゃ役立つんや。
「正直者」と「嘘つき」、「ケチ」と「太っ腹」みたいな対比を使こたら、登場人物の性格がようわかるし、その話が伝えたいことも自然に聞いてる方に伝わる。ほんま、ええ手法やで。

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