- 投稿日:2024/12/02
- 更新日:2025/10/02

はじめに
学長ライブでもお話しされていましたので、皆様と少しでも情報共有できれば良いと思い投稿させていただきます。何かの参考になれば幸いです。
入院時食事療養費について(現物給付)
健康保険加入者本人又は被扶養者が入院時に食事をの提供を受けたときは、食事療養に要した費用(厚生労大臣の定める基準により算定した額)*690円など*から自己負担分である「食事療養標準負担額」を控除した額を入院時食事療養費(被扶養者については家族療養費)として健康保健組合等が病院へ支払う制度(一般の方で1食あたり180円を健康組合等が負担:現物給付)です。
計算式(一例)
690円(厚労省基準)ー510円(本人自己負担額)
=180円(健康組合等負担額:現物給付)
*昨今の物価高の影響で食材料費が高騰したことにより、令和7年4月から1食あたりの負担が少し増えています。以前は一般の方で490円でした。
食事療養標準負担額
です。
各健康保険組合によって区分基準の記載に違いはありますが一般的に1食あたり510円、1日あたり1,530円になります。入院期間を10日(約30食)とすると約15,300円です。しかし、点滴治療等を受けている場合は食事が提供されないため、もう少し食事回数が減り約10,000円前後に収まります。
症例(慢性副鼻腔炎等の手術で約10日間入院した場合の一例:限度額区分ウ)
約10万点の診療報酬になります。1点10円の計算式になりますので医療費は約100万円になります。マイナ保険証を提示すれば自動的に限度額適用認定証を受けれます。高額療養費の適用になり自動計算されますので病院窓口支払いは医療費約87,430円➕食事代(20食として)10,200円=97,630円になります(この他に差額ベット代やアメニティセット等があれば+αです)
*付加給付制度(25,000円など)がある場合(手続きが必要)
実質負担額は約25,000円➕10,200円=35,200円です。
おわりに
学長ライブでもお話しされていましたが、食事は毎日していますので保険で備えるのではなく貯蓄等で賄える範囲です。皆様と少しでも情報共有ができれば良いと思います😊😊
余談
入院は月初が良いです。月をまたぐと入院費が2ヶ月分請求され、高額療養費の恩恵を受けにくい場合があります。緊急入院でなければ月初めの入院(予定入院)で調整すると良いと思います!!💪
月初入院についての記事です😆
よろしければどうぞ😊
https://library.libecity.com/articles/01JE8R393W50V78XFA0DMZEZ8F