- 投稿日:2024/12/05

20年間、学校現場で教師を務めてきたから分かること。今回は「子どもの筆箱」に込められた親の愛情について語ります。筆箱は、親が子どもをどれだけ気にかけているかを示す象徴であり、その状態は家庭環境や親の関わりを反映するものです。
筆箱の状態が子どもの心を映し出す
教師として多くの教室を見てきました。実は、筆箱の中身をチェックすることで、その子が家庭でどのように扱われているかがある程度見えてくるということをまとめています。整った筆箱は、親が日常的に子どもに目を配り、道具を大切に扱う姿勢を教えている証です。逆に、筆箱が乱れている場合、子どもが不安定な環境に置かれていたり、親が多忙で目が届いていない可能性も考えられます。
筆箱は子どもにとっての仕事道具
子どもにとって、鉛筆や消しゴムは大人が職場で使う道具と同じくらい大切なものです。多くの教師は、「サッカー選手がスパイクを大切にし、花屋がハサミを大切にするように、子どもも筆箱を大切に扱うべきだ」と強調します。鉛筆は授業を支える重要なアイテムです。特に小学校低学年では、ピンとした状態の鉛筆が正確な字を書き、勉強の効率を上げるために重要です。

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