- 投稿日:2024/12/09
- 更新日:2025/09/30

良い絵本ってどんな本?
子どもにとっての良い絵本
「そもそも絵本に良い悪いがあるの?」と思われている方もいるのではないでしょうか。
「悪い」というと語弊がありますが、「人間性がつくられる子ども時代に読む本」という観点で考えると、質の良い悪いはあると私は考えています。
子どもは絵本をどのように楽しむか
質について語るために、子どもの絵本の楽しみ方(大人との違い)について、具体的な例を交えながら少し書きたいと思います。
お急ぎの方は一旦読み飛ばして「本は心の栄養」にすすんでいただいても大丈夫です✨
子どもは「主人公に気持ちを寄せて読む」
『ちいさなねこ』という絵本を例にお伝えします。
小さな子猫がお母さん猫の見ていない間に、ひとりで家の外へとびだしました。外には危険なものがいっぱい。子どもに捕まりそうになったり、車にひかれそうになったり、大きな犬に追いかけられたり。その度に危機一髪で難を逃れます。とうとう追いつめられて鳴いていると、お母さん猫は子猫の声を遠くからでも聞きつけてちゃんと探してくれました。お母さん猫はしっかりと子猫をくわえて家へ帰って行きます。
『ちいさなねこ』石井桃子 作 横内襄 絵 福音館書店 福音館書店HPより紹介文を引用

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