- 投稿日:2024/12/05
- 更新日:2025/09/29

『砂糖断ち』について
最近の加工食品に多く使われている「高純度に生成された砂糖」(主に上白糖・白砂糖と呼ばれている砂糖)による健康上の悪影響が話題になっています。常習性や依存性、様々な疾患リスク、精神的な悪影響など。
(上記の悪影響については他の方が分かりやすく投稿されているのでそちらを参考にしてください。)
これらの健康リスクを回避する為の取り組みの一環が『砂糖断ち』と言われるものです。
しかし、ただ「甘いものを我慢する」だけの食生活はなかなかハードルの高いものでもあります。
「禁煙」で得た成功体験
以前、私は何度も禁煙に失敗し、「喫煙」と「禁煙」を繰り返していましたが、”自己暗示”を取り入れることで15年間の禁煙生活に成功しています。その際の手法を取り入れて『砂糖断ち』に挑戦してみました。
(禁煙に成功した”自己暗示”については追って投稿してみようと思います。)
私が実践した3つの準備
『砂糖断ち』を成功させるために用意したのは、次の3つです。
砂糖を嫌いになれる材料
砂糖が恋しくなったときの頼れる素材
心の余裕を生む「奥の手」
これらを活用することで、無理なく砂糖断ちを続けることができました。それぞれ詳しくご紹介します。
1. 砂糖を嫌いになれる材料
最初に行ったのは「砂糖の害について徹底的に学ぶ」事。私の場合は書籍を要約して紹介しているYouTube動画を利用しました。砂糖がいかに体に悪影響を及ぼすかを紹介している動画を繰り返し視聴して、内容を肯定的に受け入れるよう意識しました。
例えば、視聴中に「そうなんだ、砂糖って本当に体に悪いんだ」と声に出したり、「砂糖が含まれた食品はもう食べたくないな」と思い込むようにしました。その結果、菓子パン売り場などに行くと、少し嫌な気分を感じるようになり、自然と甘いものを避ける癖がつきました。
2. 頼れる素材を用意
甘いものが欲しくなった時の為に、代わりとなる自然な甘みの食品を用意しました。私が選んだのは次の2つです。
バナナのヨーグルトがけ(砂糖不使用のヨーグルト)
天津甘栗(砂糖不使用)
これらを食事に取り入れると、「これで十分甘い」と感じるようになり、砂糖の入った食品を欲しがらなくなりました。特に2週間ほど経つと、自然の甘みで満足できる体質に変化したと感じました。
3. 心の余裕を生む「奥の手」
最後に用意したのが「奥の手」です。今回の『砂糖断ち』では、メープルシロップと純国産はちみつを選びました。これらは生成された砂糖のような常習性がなく、自然由来の甘みなので過剰摂取のリスクが低いのです。
ただし、「奥の手」は基本的に使いません。あくまで「どうしても我慢できなくなったら、これがある」と心の支えとして活用します。これによって、余裕を持ちながら『砂糖断ち』を続けられるのです。
もちろん、『砂糖断ち』が継続できると自信が付いた際の”ご褒美”にしても良いかもしれません。
挑戦してわかったこと
何度でも挑戦できる
『砂糖断ち』は簡単ではありません。しかし、一度失敗しても何度でも挑戦できると考えることが大切です。私自身、禁煙を成功させるまでに何度も挫折を経験しましたが、「今回こそ禁煙だ!」を繰り返して15年間の禁煙に成功しています。
『砂糖断ち』も同じです。「やめたい」という気持ちを持ち続ければ、いつかきっと成功します。今回の方法が少しでも参考になれば幸いです。
自己肯定感の向上
『砂糖断ち』を続けることで自己肯定感が向上したと感じました。今まで甘いものに手を出してしまうたびに、自分に失望することが多かったのですが、『砂糖断ち』を続けられるようになったことで自信がつき、「自分でもやればできるんだ」と思えるようになりました。
まとめ
砂糖を嫌いになる自己暗示
砂糖の害を学び、意識を変える。
代替素材を用意する
自然な甘みで欲求を満たす。
心の余裕を持つための奥の手
最終手段を準備して安心感を得る。
『砂糖断ち』を始めるのに遅すぎることはありません。一歩ずつ、できる範囲で取り組んでみてください。そして、失敗しても諦めず、再挑戦する気持ちを大切にしましょう!