- 投稿日:2024/12/07
- 更新日:2024/12/07

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要約
お薬解説シリーズ第6回目。今回は咳止め薬として強力な部類に入るコデインについてです。
【警告⚠️WARNING!!】小児には基本投与できません❗️
こんにちは!薬剤師ほんおーです。
今日は咳止め「コデイン」についてお話しします。
「コデインって名前は聞いたことあるけど、詳しく知らない」という方、多いんじゃないでしょうか?
この記事では、コデインの基礎知識から効果、副作用、そして使う際の注意点まで、わかりやすく解説します!
コデインってどんな薬?
コデイン1%散は主に鎮咳薬として使われている薬です。まれに医療用麻薬として使用されるケースもありますが、それは濃度の高いタイプ(10%散)ですので、普段皆さんの目にかかることはありません。
先日紹介したメジコンやフスタゾールといった非麻薬性の咳止めでも咳が収まらない場合に使用されます。
どうやって効くの?
(出典:第105回薬剤師国家試験)
コデインは化学構造上モルヒネと極めてよく似ていますが 、鎮痛作用や依存性はモルヒネよりはるかに弱く、これらに比較して咳を止める効果が大きいため咳止めとして処方されます。

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