- 投稿日:2024/12/29

みなさんは『宅録』をご存知ですか?
歌を家で収録することも宅録、と言いますが、今回は『宅録声優』『宅録ナレーター』の仕事のお話です。
聞いたことはあるけど、実際どんな仕事があるのかイメージがつかない、という方に向けて、宅録実績900件を超えた私が今までご依頼いただいたお仕事をもとに、宅録についてご説明します。
この記事を読んで「宅録って面白そう!やってみたい!」と思った方は、ぜひ宅録に挑戦してみてくださいね☺️
宅録って何?スタジオ収録との違い
宅録とは自宅で録音することです。文字のままですね。
どこか専用のスタジオを使用するのではなく、自宅に機材、環境を揃えて録音をします。
そのため完全に在宅、お家の中で仕事が完結します。
スタジオ収録との大きな違いはもう1つあります。
スタジオ収録の場合は、収録日にスタジオに行き、声を吹き込んで仕事は終わりです。言い間違えてしまったり原稿が変わったり、リテイクがあった場合も、その場でリテイクして終わりです。その後の編集作業はスタッフの方がやってくださいます。
しかし宅録は違います。自分で収録をし、言い間違えた箇所など自分でその音声を編集、確認。最低限のノイズ除去などの整音作業までおこなった上で納品をします。収録している時間よりこの編集、確認作業の方がずっと長いくらいです。
また、収録における確認事項やイメージの共有、リテイク対応、支払いの方法なども収録前後に文字のやりとりで打ち合わせしなければならない点も通常の収録とは異なります。
そのため宅録での声の仕事をするのに大切なことは、声の表現が好き!というだけではなく、収録後の様々な編集作業、収録前後の打ち合わせや事務作業を自分でやる、できる、嫌じゃない、ということがとても大切になります。

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