🎁子供が飽きずに長く遊べるおもちゃ5選🎄

はじめに

我が家では、おもちゃを次の3つの分類に分けています。

・ブロックや創造系の知育玩具
・キャラクターや動物などの人形を含めた細かいアイテム系のおままごと玩具
・switchのソフトなどのテレビゲーム系玩具

今回この記事で中心として書きたいのは「ブロックや創造系の知育玩具」についてです。

ちなみに細かいアイテム系のおままごと玩具については一つの箱に収まる範囲で管理しており、新たに購入などしてあふれてしまう場合は収まるように一緒に整理し処分しています。

また、こちらも余談ですがテレビゲームはマリオメーカー2(３歳頃)、マリオパーティ(4歳頃)、カービィシリーズ(4歳半頃)や桃太郎電鉄(5歳頃)、マリオカート(５歳頃)など、操作ボタンが少ないゲームやアシストがあるものから始め、いずれにしても親が一緒にやってあげられるものを選ぶようにしています。

良いおもちゃでも買うかどうかは別

今回は長く楽しめるおもちゃ紹介ということで、基本的には作っては壊してを繰り返して何度も遊ぶことができ、成長によって複雑なものが作れるようになっていくものをお伝えします。

また、今回の紹介には入れていないプラレールやレゴシリーズなどはとても良いおもちゃだとは思いますが、パーツやアイテムなどかなり種類が多く買っても買ってもキリがなく、また意外と気づけば親の方がハマってしまい収集目的に…なんてこともあり予算やスペース的にもキツくなってしまうので、我が家ではプラレールやレゴシリーズは児童館や市営のキッズスペースや民間の屋内テーマパークのような場所に行ったときに思い切り遊んでもらうようにしています。

長く楽しめるおもちゃ5選

ではメリット・デメリット含めて紹介していきます。

①ピタゴラスシリーズ(ピープル株式会社)

ひとつめは磁石が内蔵された三角形や四角形などの色々な図形を組み合わせて平面や立体の物を作れるおもちゃ「ピタゴラス」です。
年齢に合わせたラインナップが用意されており、1歳からでも安心して利用できるものもあります。

メリット
　・適度な磁力でくっつくようになっているためまだ力の弱い小さな子でも作ったり壊したりしやすく、「固定」や「差し込む」などの作業は必要なく「近づければくっつく」だけなので感覚的にも扱いやすい。
　・中には一部立体パーツもあるが平面パーツが多いので収納時にかさばりにくい。
　・年齢に合わせてラインナップを買い足しても過去に購入したパーツももちろん一緒に使えるので無駄にならず作れる作品の幅が増えていく。
　・作るだけではなく壊すも楽しめる。

デメリット
　・パーツひとつひとつが大人の手のひらくらいの大きさなので複雑な造形などには向いていない。
　・やや大きめの建物型の物を作ろうとした場合、磁力があまり強くないので壁部分は自立するものの天井部分は重力に耐えられない。
　・長く遊んでくれれば最終的なコスパはいいが、価格改定もあり安いとは言えない。ちなみに上記画像は2024.12時点でメーカー希望小売価格19,８００円(税込)、楽天市場で12,700円。

おまけ
　我が家では購入していませんが、後発品にマグビルド(株式会社キットウェル)があり、こちらはグッドトイ2023を受賞しています。先ほどのピタゴラスは12種類88パーツで12,700円なのに対しこちらのマグビルドは16種類72パーツで8,299円とコスパも良く、各商品の互換性についてもボールなどは大きさが違い入らない等あるそうですがパーツ自体は混ぜても使えるとのレビューがあるようですので、マグネットブロックを購入検討している時は選択肢に入れても良いかもしれません。いずれにしても安全性が高い商品とはいえ小さいお子さんが遊ぶ際には破損した部品の誤飲などに注意は必要です。

②ジスター(LOTUS LIFE)

ふたつめはグッドトイ2021を受賞した8つの切込みが入ったカラフルなピースをつなぎ合わせて様々な形を作ることができるおもちゃ「ジスター」です。
ピースだけではなくピースの穴に差し込める棒や棒を支える台、13色のヒモなども付属されているので創作以外にも様々な遊び方ができます。対象年齢は2歳から。

メリット
　・切込みと切込みをつなぎ合わせるだけなので複雑な作業は必要ないものの、それなりに指先を使うので積み木などとはまた違う刺激を得られる
　・パーツもヒモもカラーが13色あるので花や食べ物、乗り物など大体の物を表現できる色が揃っている。(カラーバリエーションでパステルカラーがありますがこちらの場合はヒモの色は白一色のようです)
　・収納ボックスも約20cm立方程度でコンパクトで、フタ部分にコインスライダーのようなものがついているので片付けも遊びながら行える仕様になっている
　・パーツが500円玉よりも大きい3.3cmとなっているので誤飲しにくい(あくまで誤飲「しにくい」だけなので注意は必要)
　・480ピース(+40ピース増量中)で3,490円のため、十分ピースが多く買い足しがほとんどいらないためコスパがいい

デメリット
　・ピース同士をしっかりとつなぎ合わせるのは少し力が必要なため、慣れるまでは親がサポートしてあげる必要がある
　・毎日遊ぶには飽きやすい商品。大きくなれば複雑なものが作れますが小さいうちは単純な形しか作れないためすぐ飽きる。(しかし1～2か月後になるとまた楽しそうに遊ぶ。の繰り返しで長く遊べている。)
　・円形なのでよく転がるため、片付け完了してから思わぬ所(部屋の隅や物の下など)にパーツが転がっていることがしょっちゅうな為、赤ちゃんやペットがいる家庭は誤飲に注意。

おまけ
　ジスターは類似品も多く、そもそもこのジスター自体も後発品なのですが、進化やコスパを考えても他商品に比べ一番バランスが良いと思います。一応他商品も名前だけは紹介しておきますので気になる方は調べてみてもいいかもしれません。(ブレインフレークス、オクトンズ、ロンディ、フロリーナ、テグミー、ぺったんフラワーズ、フラワーブロック)

③ロンビー(LOTUS LIFE）

みっつめはカラフルなチューブとコネクタをつなぎ合わせて大小自由な作品を作れる新感覚創作系おもちゃ「ロンビー」です。一言でいうと「ストローとストローをつなぎ合わせて遊べるおもちゃ」ですが、子供が入れる大きい作品を作ったり雨の日に家の中で体を動かしたい時に使うツールとして役立つおもちゃです。対象年齢は4歳から。

メリット
　・チューブと小さいコネクタだけなので軽くて扱いやすく、子供でも大きな作品を作れる。
　・小さい家のような形を作って大きめのガーゼタオルなどをかけると即席の子供の秘密基地ができて、段ボールなどと違ってまた壊して作れるため場所を取らない。
　・約20cm×10cm×10cmのケースに収納できるためコンパクトな保管ができる。
　・一個前に紹介したジスターと同じメーカーの作品で、ロンビーのチューブにジスターを通して遊ぶなど組み合わせて遊ぶとさらに遊びの幅が広がる。
　・コネクタと短いチューブと長いチューブのすべてを合わせて560個のパーツがあり、3,180円(税込)のためコスパが良い。

デメリット
　・コネクタの部品が小さいため誤飲に注意が必要。また、誤飲以外にもチューブの先端が目に刺さる、作った輪っかで首が締まるなどの危険にも気を付ける必要がある。
　・コネクタをつけるときはまだしも、外すときは大人が力を入れてやっと「スポン！」と音が鳴って外せるぐらいなので子供だけで片付けるのは難しい。片付け終わった後は親も毎回指が痛い。
　・シリコン製チューブと書いてあり一部の画像では太いホースのように見えるが実際はやや頑丈なプラスチックのストローのような感覚なので、コネクタをつけようとしてチューブが折れ曲がったら、その曲がったところは折れ曲がりグセがついてしまい完全には元に戻らない。
　・あるチューブは緩くてすぐ抜けてしまい、あるチューブはきつくて入りにくいなどチューブの大きさ等に若干の個体差がある。

おまけ
　ロンビーにもチューブ型おもちゃの類似品はありますが、特に工夫や進化などがあるわけではなくただの模倣品で素材も安価な物を使っておりいわゆる廉価版のようなイメージですので、安全に長く遊べるおもちゃを紹介する目的のこの記事では記載は控えておきます。

④iRiNGO・アイリンゴ(アイリンゴ社)

よっつめは韓国発祥、折り曲げられて音が楽しい新感覚ブロック「アイリンゴ」です。いわゆる積み木やたてヨコにつなげるブロックに飽きた子供向けでやや難易度は高いですが回転や折り曲げという概念を使いながら遊べるおもちゃです。対象年齢はシリーズによって違うが概ね3歳～5歳以上。

メリット
　・自由度が高く慣れれば色んな物を作ることができ、子供だけではなく大人も一緒に楽しむことができる。
　・折り曲げるとカチカチと気持ちがいい音が鳴り、作る楽しさだけでなく音を鳴らす心地よさも楽しむことができる。
　・パーツ同士がかなりしっかりとくっつくため頑丈な作品が出来上がる。

デメリット
　・Amazonで390ピースで9,800円(税込)と正直他のブロックと比べて安くはない。お試しで16ピース(現在売り切れ)や27ピース(2,200円)などもあるが、こちらもコスパで考えるとあまり良いとはいえない。
　・ピース同士をはめるのもやや硬いが、特に外す時はかなり硬い為5歳になるくらいまでは親が分解してあげる必要がある。
　・ブロックの形状が独特で創造の難易度が高く最初のうちは何をどう作ったらいいのかわからない。(設計図などもあるため見ながら親が一緒に作ってあげるといい。また、何となくつなげてただ折り曲げるだけでも子供は十分楽しめている)。

おまけ
現在特にアイリンゴには類似品はありませんので独創性のある特徴的なおもちゃと言えるでしょう。

⑤リポブロック(ミユキ精工株式会社)

最後は立方体ブロックと様々な形のジョイントを使って立体造形を作ることができるおもちゃ「リポブロック」です。ブロック自体の大きさ・形がすべて同じため、ドット絵のようなイメージで作品を作ることができます。対象年齢は5歳以上。

メリット
　・ブロックが立方体なのでアイデア次第で自由自在に色々なものを表現できる。また作った作品もジョイントを回せばポーズを変えたりなどもできる。
　・ブロックで全体的な形を作りつつジョイント自体も角や腕、爪や歯など様々な表現に使えるため、かっこいい造形を作ることもできる
　・ブロックから小さいジョイントを外すのに大人でもちょっと大変だが「ジョイントはずし」のパーツも入っている
　・上記写真は「ベーシック450カラフルブロック」でブロック(12色180個)とジョイント(5種273個)が合わせて450個以上とかなり多いパーツが入っており楽天市場で6,899円(税込)とコスパが良い
　・パーツひとつひとつが頑丈なので子供の力ではほとんど壊れる心配はない

デメリット
　・パーツが細かめ(ブロックは一辺1.5cmの立方体)なので1～2歳以下の子供やペットなどの誤飲に注意する必要がある
　・ラインナップ自体は豊富だが販売終了や売り切れなどが多く楽天やAmazonだと上記商品ぐらいしか販売がない。公式ショップでも一部在庫切れとなっている。
　・出来上がった作品が大きいとジョイントはずしを使っても全部分解するのはかなり大変

おまけ
　リポブロックにも特に類似品や互換性のある商品はありません。余談ですが我が家の子供(5歳男の子)はこのリポブロックが一番お気に入りなようで、一人遊びの時間ではリポブロックを引っ張り出してきて色々作っては発表してくれています。

おわりに

　今回は長く遊べるおもちゃとして5つの商品を紹介しましたが、もちろん子供によってはもっぱらキャラクターや乗り物のおもちゃが好きでブロックに全く興味がなかったり、飽きないと思って買ってあげたらすぐ飽きちゃった等予想外のリアクションもあると思います。
　でも今回紹介した商品は割と自由度が高く、親が参考動画など探しながら例えば子供の好きなキャラクターを作ってあげたり、お花やカブトムシや新幹線を作ってあげたりと工夫することもできます。
　皆さんお忙しい中で一緒に遊んであげるのが難しいこともあるとは思いますが、ほんの少しの時間でも全力で一緒に遊んであげると、子供は安心して自分一人で夢中になって遊んでくれることもあります(なかなか解放してくれないこともありますが。笑)　

皆さんのおもちゃ選びに少しでも参考にしていただけたら幸いです。
また、今後の記事作成の励みになりますのでいいねやレビュー、ブックマークなどしていただけたらとてもうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました🍀