面白いところを見つけて笑う【落語三十一席】

落語を楽しむ極意は、「面白いところを見つけて笑う」ことや思うんや。
どんな落語にも、必ずおもろい部分がある。いや、落語に限らず、普段の生活や仕事の中にもおもろいところは隠れてるもんやねん。

面白さは見つけるもんや

一見つまらなさそうな事柄でも、一部分を切り取ってみたら、意外とおもろく映る情景が見つかることがあるんや。
その情景が見つかれば、そこからが本番やな。
おもろい部分を拡張したり、編集したりすることで、解釈の幅を広げていく。
すると、元々一部分しかおもろなかったものでも、全体がおもろくなっていくんやわ。

つまらんと思ってた内容も、いつの間にかおもろいものに変わっていく。
「面白いところを見つけて笑う」ことで、全体をおもろく仕立て上げることができるんや。
これが、落語の楽しみ方の最高峰やと思うねん。

面白いところを見つける心持ち

「頭から尻尾までおもんない落語なんてない。必ず、なにかひっかかるおもろさはあるはずや。」

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