住宅ローン減税と配当控除が併用できる方へ　『住宅ローン控除』×『配当控除』で損しない方法

1.はじめに

20代でマイホームを購入し、訳あって30代で売却。その後、新しいマイホームを購入し、現在、住宅ローンを返済中です。

住宅ローン減税期間が累計10年（1軒目7年、2軒目4年）以上となった私が住宅ローン減税を使い倒してきた経験を元に住宅ローン減税で損しない方法を紹介します。

ただ、税金の専門家ではないため、正確ではない可能性があることをご了承ください。

2.住宅ローン控除と配当控除の併用

住宅ローン控除と配当控除は併用可能です。
まずは配当控除の概要を見ていきましょう。

2-1.配当控除

配当控除とは基本的に所得税から配当所得の10％、住民税から2.8％の税額を差し引いてくれる税額控除です。

所得控除ではないため、税金をダイレクトで差し引いてくれる住宅ローン控除と同じ仲間、という訳です。

また、配当所得は運用している特定口座（源泉徴収あり）で源泉徴収されていれば、申告不要、総合課税申告、分離課税申告の3種類から申告方法を選択できますが、配当控除が使えるのは「総合課税申告」のみです。

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