- 投稿日:2024/12/31
- 更新日:2025/09/30

病気やケガで飛行機の予約をキャンセルする際の注意点【ANAの場合】
旅行を計画していたのに、病気やケガで急遽キャンセルしなければならない――そんな経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私自身、先日インドネシア旅行を予定していましたが、出発の1週間ほど前から原因不明の発熱と筋肉痛に見舞われ、急遽入院することになりました。そのため、家族旅行をやむを得ずキャンセルすることに。😂
ANAマイレージクラブから自分でキャンセル手続きを行い、返金手続きも済ませました。しかし、結果として40万円の航空券代のうち、手数料を引かれた15万円しか返金されなかったのです。
返金率:15万円 ÷ 40万円 = 約37.5%
貯蓄型保険並みの手数料です。(フライト2日前のキャンセルだったため、仕方ないとは思いますが…。)
診断書で全額返金できる可能性がある⁉
数日後、何気なく見ていたYahoo!ニュースで、衝撃的な情報を発見しました。
参考記事によると、診断書を用意すればキャンセル料を差し引かれることなく全額返金される場合があるとのこと!
ただし、記事には「指定窓口を通さずに自身で予約変更・取り消しをしてしまった場合は、払い戻しができない」と記載されていました。私はすでに自分で手続きを終えていたため、対応してもらえるか半信半疑で、ANAの電話窓口に連絡してみました。
結果:自分でキャンセルした後では払い戻し不可
ANAマイレージクラブ・サービスセンターに連絡し、予約番号やフライト内容を確認してもらいました。しかし、すでに払い戻し手続きが完了しているため、「ANAとしてこれ以上対応はできない」との回答でした。
金額が金額なだけに粘って交渉しましたが、結果は変わらず…。すでに対応が終了している以上、払い戻しは不可能でした。
本当に残念です😭😭😭
急な病気やケガの際は指定窓口からキャンセルを!
今回の経験から強く感じたのは、「病気やケガなどで予約をキャンセルする場合は、指定の窓口を通じて手続きを行うべき」ということです。
ウェブから手続きするほうが簡単で、電話窓口は有料かつ繋がりにくいこともありますが、それでも数十万円が返金される可能性があるなら、手間を惜しまずに指定窓口を利用するべきです!
特に、最近はインフルエンザが流行しており、年末年始の旅行を急遽キャンセルしなければならないケースも増えていると思います。同じ失敗を繰り返さないためにも、この情報をぜひ役立てていただきたいです。
※追記(12/31 15:30)
航空券の予約方法によっては、今回の診断書があっても、払い戻しを受け付けられないことがあるそうです。
①他の航空会社から予約した場合(例:ユナイテッド航空やシンガポール航空等)
②代理店を通じて予約した場合(例:Agoda等)
※ANAのサイトから予約した航空券であれば、基本的に対応してもらえるそうです。
他の航空会社も同様の対応が可能
ちなみに、JALについても同様の対応が可能なようです。参考記事はこちら。
実際に確認したわけではありませんが、ANAだけでなく他社を利用される場合でも、事前に払い戻しのルールを確認することをおすすめします。
まとめ
もし急な病気やケガで旅行をキャンセルしなければならない場合、 「指定窓口を通してキャンセル手続きを行う」 ことが重要です。私のように大きな金額を失うことがないよう、このポイントを押さえてくださいね。