- 投稿日:2025/01/05
「歯の本数が寿命に関係するって本当🤔?」
日本の高齢者を対象とした最新の大規模研究*で、歯の本数が少ないと、認知症リスクや死亡リスクが高まる可能性があることが明らかになりました.
*参考文献📖 Kiuchi S, et al. J Am Med Dir Assoc. 2024;25:105258.
特に20本以上の歯を保っている人は、0本の人よりも健康寿命が長いという結果が出ています.
この記事では、研究の詳細とその重要性について解説します.
研究の背景と目的
これまでの研究で、「歯の喪失」と「認知症リスク」や「死亡リスク」の関連が指摘されてきました.
しかし、歯の数と認知症のない平均余命や認知症の有無を問わない平均余命 との関係を調査した大規模研究はほとんどありませんでした.
東北大学の研究チームは、日本の高齢者約4万4千人を対象に、歯の数と寿命の関係を詳細に調査しました.
研究の方法
★対象者
・日本の9つの自治体に住む65歳以上の高齢者
・機能的に自立しており、認知症の診断がない方
・合計 4万4,083人(男性46.8%)
・平均年齢73.7歳
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