- 投稿日:2025/01/08
- 更新日:2025/01/14

🗣️ 「昔話って、なんで心に残るんやろ?」
考えたことありますやろか? たとえば桃太郎。
「昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでました…」
これな、具体的な場所も時代も全然わからへんのにな、聞いてるだけで情景が浮かんできまっしゃろ。不思議やない?
実はな、この工夫が昔話だけやなく、落語にもぎょうさん詰まっとるんや。
🌟 抽象的に話すから自由が生まれる
桃太郎の冒頭には、こんな工夫が隠れてるんや:
💡 時代を特定してない
「昔々」て言うだけで、
聞いてる側が勝手に好きな時代を想像できるんや。
💡 場所もあえて曖昧
「あるところ」ちゅう曖昧さが、
自分の地元や好きな景色を思い浮かべる余地をくれる。
💡 ディテールは少なめ
「山に芝刈り、川で洗濯」だけやねん。でも、
それが聴き手のイマジネーションをかきたてるんや。
要するに、聴き手に想像を任せる、
これが昔話のええとこやねん。
🌟 落語の「抽象」から「具体」への技術
一方、落語では紙芝居みたいに具体的な描写もよう使うんや。

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