- 投稿日:2025/01/19
- 更新日:2025/01/19

「声って、見た目より大事やとおもてんねん。」
これ、わいが落語をやってきて、ほんまに実感することですわ。
🎤 声は記憶の中に住みつく
見た目の印象は確かに強い。せやけど、時間が経つと薄れていくもんですな。でも、声だけは違う。
やわらかい声、やさしい声、怒鳴り声、鳴き声……
いろんな声が人の記憶の中に住みつくんやな。
声には感情を届ける力がありますな。声の演出ひとつで、
なつかしさ、たのしさ、苦しさ、もどかしさ――
あらゆる感情が伝わる。
これが落語の魅力でもあるねんな。
🪞 声の力が百倍大事な理由
じつは落語では、見た目なんてほとんど関係ありまへん。
大事なんは、声の演出やんですわ。見た目より声が百倍大事。
理由は簡単、お客さんに「想像してもらう」からやねん。
日常の会話でも、同じことが言えますと思うんやわ。
内容のロジックも確かに大事やけど、
「声」のほうがもっと直接的に目の前の相手の心に届く。
しかも、肚――身体の中心から出る声がポイントやねんな。

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